ソーシャルコマースの5つの定義

最終更新日:2012/11/07

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ソーシャルメディアが普及すると共に注目されているのがソーシャルコマース。何となくソーシャルメディアと連動したEコマース関連の話なんだろうな、、、ということまでは想像がつきますが、正確にはその意味も実態も余り理解されていない・していない人が多いのも事実(私も含めて)。そこで今回は、ネット上の賢者が定義したソーシャルコマースの意味を整理して紹介した記事をお届けします。あなたのソーシャルコマースの定義の参考になれば。 — SEO Japan

ソーシャルコマースは、ソーシャルメディアとeコマースの結婚だ。ソーシャルメディアプラットフォームがソーシャルエンゲージメントと寄稿と(場合によっては)購入を提供するショッピングである。Wikipediaによると、ソーシャルコマースは、eコマース取引という状況におけるソーシャルネットワークの使用である。

主に、ソーシャルコマースは以下の5つの特性によって定義される:


  1. ソーシャルコマースは、ショッピングと関連して起こるソーシャルアクティビティである。Sean Cartonは、ソーシャルコマースは物を買うことが好きな人々の交流を促すテクノロジーを提供すると指摘する。彼の見解によると、それは、交流を促進しエンターテイメント/エスケープにシェア/コネクトの潜在的なスケール、リーチ、容易さを提供する1つの場所に人々を集めることに関する重要なソーシャル機能を果たす。
  2. ソーシャルコマースとは、同様の興味、情熱、ニーズを持った消費者が製品やサービスに関する会話に協力的に参加することである。フォーラムによっては、このグループはお互いに知っているかもしれないし知らないかもしれないが、彼らの共有された興味がお互いを結びつける、というのがJulie Barileの考えだ。Maryssa Millerが言うには、ソーシャルコマースとは、ショッピング体験をより個人的で個々に関連するものにするためにコミュニティの結びつきを有効利用する力である。
  3. ソーシャルコマースは、自分のターゲットオーディエンスに製品やサービスを宣伝することに積極的にかかわるよう促す。ソーシャルコマースでは、消費者が、ソーシャルメディアの使用を通じてあなたのブランドの購入ファネルに燃料をくべる。その結果、ソーシャルメディアは、製品およびサービスの購入意図、発見購入、消費、宣伝に影響を与える。Andrew Beranbomの言葉によると、ソーシャルコマースは、自分の知っている人にしろ全く知らない人にしろ、ソーシャル経由の紹介によって影響を受ける。Cathy Halliganによると、ソーシャルコマースは、顧客獲得と売り上げを向上するために、ソーシャルウェブ上での消費者の様々な会話を利用する。Socialnomics(アフィリエイト)の著者、Erik Qualmanは、ソーシャルコマースを、ソーシャルメディアを介して作られ共有される価値、および、経済、政治、関係などに対するその効率的な影響の商取引的な部分と呼んでいる。
  4. ソーシャルコマースはショッピングツールのコラボレーション機能を拡大したようなものだ。その中には、リスト、ユーザーレビュー、製品を作ったり、製品情報を提供したり、ショッピングのアドバイスをしたり、ブランドの宣伝を可能にするその他のユーザー生成コンテンツが含まれる。Likeable Social Media(アフィリエイト)の著者Dave Kerpen は、Facebookによって可能となったFコマースを最も広く拡散したソーシャルコマースの例として挙げている。Jon Mandellはこれと同じ考えを持っていて、ソーシャルコマースは、大衆に根差した伝統的な小売マーケティングがオンラインで急激に規模が拡大したものであると言っている。Heidi Cohenは、ソーシャルコマースは、モバイルの使用を介して実店舗のコネクションを繋げるということを呼びかけている。
  5. ソーシャルコマースは、商取引を増やすためにソーシャルメディアを活用する。David Berkowitzが言うには、それは、マーケッターのデジタルプレゼンスやその他のソーシャルメディア資産を経由される。Social Media Marketing: Strategies for Engaging in Facebook, Twitter & Other Social Media(アフィリエイト)の著者、Liana Evansは、この意見を支持している。ソーシャルコマースは、製品やサービスを直接(もしくは2~3クリックのほんのちょっとの労力で)ソーシャルコミュニティ内のやり取りから購入する消費者の力である。特に、Joelle Musanteが言うには、ソーシャルコマースは、商取引がソーシャルメディアプラットフォーム内で完了されるべきであるという理解のもとに行われる活動を意味する。どんなソーシャルコマースの店舗も、そのプラットフォーム上に、共有したり、ツイートしたり、いいね!を押したり、コメントをしたり、レビューを書いたり、購入したりする機能を持つべきだ。

根本的には、ソーシャルコマースはソーシャルアクティビティである。購入前、最中、後に購入者に接触するショッピング指向のソーシャルメディアマーケティングなのだ。それは、集団購入、ソーシャルショッピング、モバイルアプリ、ソーシャル機能を追加している小売店、ソーシャルメディアに統合されたショッピングなど幅広い選択肢を網羅している。

あなたがソーシャルコマースの定義に加えたい要素が他にあるだろうか?もしあれば、その要素とは何だろうか?そして、その理由は?


この記事は、Heidi Cohenに掲載された「Social Commerce Defined」を翻訳した内容です。

筆者が元々英語で書かれた低語をさらに簡潔にまとめた内容ですし意訳もしていませんので、日本語翻訳だと分かりにくい点もあるかと思いますがご容赦ください。ニュアンスを理解するには十分とは思いますが、気になる方は原文で是非。

定義は人によって色々あるようですが、ソーシャルメディア的な要素と連動するショッピング体験を全て総称してソーシャルコマースと呼んでしまってもとりあえず問題はなさそうです。もちろん定義にこだわるよりは、ECサイト事業者にとっては、最近流行のソーシャルメディアを活用して売上をどう伸ばせるか、ということに尽きると思いますし、それを実現するソーシャルコマースマーケティングや支援するソーシャルコマースツールの登場が待たれているでしょうし、今後普及してくのでしょうね。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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