ネガティブSEOは効果が無い?冗談は寝言だけにしてくれ

GoogleがSEOへの取り締まりを強化し、ペナルティ警告や順位下落が多発している最近、大きな話題の一つが「ネガティブSEO」は可能か?という議論。米国のSEO業界では「ネガティブSEOは実質的には難しい」という考え方が有名SEOエキスパート中心に勝っているようですが、今回はSEO Bookのアーロン・ウォールがそんな論調に一言。 — SEO Japan

ネガティブ SEO vs 妨害工作

多くのウェブサイトを運営している個人のSEO業者なら誰しも一度は困難に遭遇し、フィルタリング、もしくはペナルティの対象になったことがあるはずだ。「僕は違うよ」と言う人もいるかもしれないが、限界もしくは閾値ギリギリまで攻めることなく短期間および長期間において最適化を行うことが出来るのだろうか?現在、グーグルは積極的に不自然なリンクプロフィールを持つサイトにペナルティを与え & 違反ギリギリの行為を取り締まっており、業者の通報合戦が始まっている。最も典型的なふざけたSEO業者はSEOしようと試みるのではなく、広範囲に及ぶ競合の妨害工作を行っている。

多くのSEO業界のリーダー達はいまだにSEOを分かってない

先日、もっとよく知っているべき立場にいる大勢の人達が、ネガティブSEOの効果がないと主張していた。

その多くは、弱気になり、パブリックリレーションズのメッセージを真実と信じ、小規模なサイトでの経験が欠けている。

次のような環境を思い描いてもらいたい…

  • 大手のクライアントに対してしかコンサルティングサービスを行っていない
  • 大企業でインハウスとして働いている
  • SEOに関するサイトは運営しているが、他の競争の激しい分野ではサイトを運営していない

… 上述の条件に当てはまる人達は、ネガティブSEOが弱いサイトを除いて、通常は効果がないと言いがちである。ネガティブSEOの影響を受けるサイトは、(彼らの見解によると)影響を受けるに値するサイトであり & (明らかに)品質が低く、脆さがある。

「スパム」のレッテルを貼られるリスク

先程も申し上げたように、頻繁に & いろいろなところで挙げられるスパムは実はスパムではなく、競争の妨害工作でしかない。そのため、「スパム」を強調する行為を推奨する人達は、何もしていないサイトに罪をかぶせてしまう可能性があるのだ。

多くのSEOコンサルタントが成功を装い & ブランドを鼓舞する理由

検索を取り上げる多くのサイトは、グーグルの表面的なパブリックリレーションの配信に走り、自分自身、そして、クライアントにとって好都合であるため、スパマーの滅亡は喜ばしいと主張して嘘で塗り固めた営業トークに徹する。この完全なでっち上げは、実際に本人が認めるまで行われる。また、実際にエコシステムから投げ出され & 自分にとっては不都合であるにも関わらず、よくなっていると振舞う。この行動の裏には様々な魂胆が見え隠れする:

  • グーグルへのアクセスを失いたくない
  • 大きなブランドを顧客に持ったことがある点を示唆している
  • 自分こそが安全な選択肢である点を示唆したい

IBMを選んで解雇された人はいない。

グーグルが宣伝するものなら何でも売るマーケッター達

押し寄せる波と戦ってお金をもらうよりも、何もせずにお金をもらう方が遥かに楽である。

グーグルが、小規模 & 独立したプレイヤーを皆殺しにしようと試みる巨大なパラサイトに餌を与え続ける限り、大勢のコンサルタントは、グーグルが大きなブランドを宣伝するために設定したアルゴリズムに対する最適化を得意としていると主張するだろう。しかし、このトレンドは永遠には続かないだろう。大規模なサイトの多くは広告ネットワーク化しており & いつかグーグルは競争の脅威を見出すはずだ。その後、グーグルは“ユーザー”は結果に多様性を求めていると判断し、小さなサイトをより多く上位にランクインさせるだろう。

大半のビジネスは規模が小さい

富と同じように、ビジネスの分布は権力の法則に従っており & 大半のビジネスは規模が小さい。「ブランド構築」は素晴らしい解決策だが、強力なブランドを構築するためには規模が必要である。すべてのビジネスがブランドを構築するために必要な余裕があるわけではない。また、成長させるにも時間がかかる。

品質 vs 規模

規模 & 品質は=で結びつけることは出来ない。規模を大きくするためには品質を妥協しなければいけないと感じるため、規模を意図的に抑えている企業もある。バイラル化したオリーブガーデンのレビュー、もしくは数年前、巨大な金融機関は世界経済に何をしたか覚えているだろうか?

大半の大きな企業も昔は小さかった

1987年に株式を公開したファスネル社は他のどの企業よりも早いペースで成長を続けている。同社はボルトとナッツを地下で仕分けしていた一人の男性によって設立された。現在、130億ドルの価値を見積もられる、事実上、他社を寄せ付けない企業に成長した。しかし、30年前、オンラインが大規模なチャンネルであり & 誰かがネガティブSEOをしかけていたら、ファスネルは倒産していたかもしれない。

大規模なビジネスも元を辿れば小規模なビジネスであったはずだ。イノベーションにも同じことが言える。しかし、ビジネスを支えるマーケットが話しにならないほど不安定であったら、ファスネル等の企業に対する成長およびイノベーションへの投資は遅れてしまう:

ファスネル社は、ボブ・キエルリンがホームタウンのミネソタ州ウィノナに1つ目の店舗を開いた1967年11月に産声を上げた。受付はボロボロのドアであった。“グランドオープニング”には十人程度が集まり、一月目の収益は157ドルであった。

大き過ぎてつぶせないと言う虫のいい話が浸透してしまったことは、現代社会の最大の過ちの一つである。

SEO業者が、会社の規模が品質の一番の妥当な基準だと考えるなら、数千名の従業員を雇うか、ウォルマートで働くべきである。


この記事は、SEO Bookに掲載された「Ha! Bullets Can Not Hurt ME」を翻訳した内容です。

気づいてみればネガティブSEOをネタにしたGoogle批判になっていましたが 汗、確かにSEO業界には「Googleが神」的にGoogleの言動を全て肯定しGoogleのルールを守ることありきばかりか常にGoogle大絶賛のスタンスでSEOを考える人もいますよね。それがポジショントークなのか本当にそう思っているのかはわかりませんが、記事にもあるように特にブランド力のない中小企業や個人で頑張っているアフィリエイターにとっては、Googleのルールを出し抜いてでも露出を増やしビジネスを活性化したいというのは自然な望みだとも思いますし、弱小企業・個人が大手に勝つこともできるネットビジネスの醍醐味だったりもします。

ネガティブSEOの話に関していえば、大企業のサイトであれ一定の条件が整えば十分にできてしまうとも思いますが、仕掛ける側も訴訟リスク含めてそれなりの覚悟がいるでしょうし、明らかに悪意を持って攻撃されたサイトの実例も余り聞かないですし、今後どこまでこの話題が盛り上がるのかはまだまだ未知数かとは思います。 — SEO Japan [G+]

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