Googleの眼鏡プロジェクト「Project Glass」は将来有望か?

ちょっと前にGoogleが拡張ゴーグルの開発に取り組んでいるというダジャレに聞こえますが真面目な話を紹介しましたが、今回はその将来性についてさらに真面目に考察してみた記事をThe Next Webから。 — SEO Japan

今年のI/Oイベントで、Googleは、小型飛行船からジャンプしてカンファレンスセンターの屋上に着陸したスカイダイバーにProject Glassのヘッドセットを装着することで聴衆とライブストリームを見ている80,000人以上の人たちを感動させた。観衆は、ジャンパーの視点からライブ映像を見たのだ。

それから、自転車に乗った人たちが、その小型飛行船から届けられたパッケージを受け取って屋根を走り、外壁を下る人に受け渡した。そして、別の自転車乗りがイベント会場を通り抜けてステージの上に登場し、その小さな袋をGoogleの共同創設者であるSergey Brinに手渡した。それはスリル満点だった。

そこから、Sergeyは、プロジェクトとしてGlassがどこに位置し、会社が目指すものを説明する他のGoogle社員と共に長いスピーチを行った。ベイパーウェアとしてビデオに初めて登場した時には絶対に市場に届くことはないと悪評されたこの製品が、実際に存在するのである。

さらに、アメリカ在住のイベント参加者は、来年初めに出荷されるデベロッパーユニットを1500ドルで先行予約できることが明らかになった。Project Glassは、実在し、将来有望で、とても魅力的だ。しかし、一体それは何をするのだろうか?そして、私たちはそれを使いたいのだろうか?製品デモは、物事をより良く、実際よりも機能的に見せるためにデザインされている。The Next WebのBrad McCartyとAlex Wilhelmは、それらの疑問について考え、以下のような回答を出した。

Alex

これはまさに私が望んでいたイノベーションである。ただ単に現在の技術的な進展を取り込んでそれらを新しい方法で結合させるのではなく、Googleは、業界全体を、そしてその結果として私たちの生活を、前方に押し出している。

Project Glassという装置は、今の時点では、熱狂的なデベロッパーにとってさえも高価すぎる代物だが、最初の生産数が限定されたデバイスが1500ドルならば、次第に多くの人にとって有効な価格になるだろう。最初の消費者価格が500ドルと想像するのは難しくない。それはバカ高いように聞こえるかもしれないが、Kindleの最初の価格を思い出してみるのだ。400ドルである。限界費用を低くすることにもなる製造過程の向上に呼応して、数と部分的なディスカウントがオンラインに出るにつれて価格は徐々に下がる。

それ故、Googleがこのデバイスを生産できるようになり、今後は十分な数の人々が買えるようになると私は予想している。私たちはこのデバイスを何のために使うのだろうか?Glassの用途の数が次第にそのユーザーの数に一致するようになるのではないかと私は思う。ここでは私が考えることができるものをいくつかシェアする。

まず最初はセックスだ。自分のパートナーがセックスの最中に見ているものを見たいと思ったことはないだろうか?お互いにこのGlassを装着して動画を撮れば、行為の後にお互いの視点から見ることができる。カメラが不格好にモニターの前に固定されることがないため、ビデオカンファレンスは変化するだろう。ビデオ再生は、次第にあなたの顔に固定されるようになるだろう。写真撮影は、カメラが準備万端である瞬間の数が10倍にも増えるため、変化するだろう。チュートリアルは、一人称になるだろう。自分のGlass上でポーカーの勝算を計算することができるため、最良の手を打つ助けとなる。ディスプレイ上の株式相場表示が、あなたのトレードに役立つ。通勤のために自転車に乗っている時でさえ、更新情報はそこで確認され、あなたはスケジュール通りに行動する。ハンズフリーでテキストメッセージを送信する。

リストはさらに続く。あなたも自分でこの先を埋めることができる。

Glassは、今作られている未来の技術だ。最初は多くの欠陥や大きな遅れや高すぎる値段やその他多くの問題が予想される。しかし、Googleがそれを成功させるためにお金と労力を注いでいること、そしてそれが本当に存在していることは間違いない。

Brad

Glassデモから数時間後、私の技術熱はまだうずいている。前にも言ったが繰り返そう―私はGlassの将来性にとても興奮しているのだ。しかし、多くの人が核心を見失っているとも思う。Glassは共有することではない。それは記憶の保持なのだ。

Glassを使ってすることのユニークなアイディアをすぐに思いつくAlexとは違って、私は、このデバイスには、それが提供するサービスと同時に、本質的に個人的なものがあると考える。私はたくさんの情報を共有する傾向があるが、自分の周りの世界を探求するより多くのより良い手段をますます求めている自分に気付く。

それは、友達に動画を配信しながら飛行船からジャンプしたり壁を下りることではない。Glassは、これらのことをするというあなたの記憶を拡張するより良い新しい手段なのだ。それは、ポケットから携帯電話を取り出さずに、情報へ直接アクセスする手段なのだ。Glassとは、単なる眼鏡以上の方法であなたの世界を増大させることなのだ。

相変わらず聡明なJolie O’Dellが、VentureBeat上でGlassについて彼女の美しい考えを書いた。私は彼女の意地の悪い立場を理解するし、ほぼデジタルの世界にいる私たちの無線化への願望を理解することもできる。Googleの理想の世界は、私たちがしたこと全てをCircleに共有させることであるが、Glassが使用可能な私の生活は、共有することよりも学習することと記憶保持することが山積みになるだろう。

私は、目が覚めるとGlassを着用して出かけることが出来る日を楽しみにしている。印をつけた場所の近くに来ると異なるインターバルで写真を撮らせてくれるアプリを期待している。Glassがなければ撮ることを忘れていたかもしれない子どもと過ごした時間を捕えた画像を振り返るのが待ち遠しい。より多くの情報によってガイドされる美術館めぐり、世界旅行、食事体験を期待している。

これがGlassの将来性であり、私はスタートするのが待ちきれない。私にとってGlassは過去数年間で最もエキサイティングな消費者技術のイノベーションだ。私は、それが提供できる世界を求めているし、私よりも賢い人たちがそれによってできるようになることを見るのを楽しみにしている。

それが私たちの考えである。あなたの考えはコメント欄にどうぞ。あなたならGlassにいくら支払うだろうか?もし手に入れたら、何のために使用するだろうか?

画像クレジット: audi_insperationGoogle.


この記事は、The Next Webに掲載された「Google’s Project Glass: A promise for the future, but is it a future you want?」を翻訳した内容です。

最初にSEXの話題が出てきたのは笑ってしまいましたが、そっち系に活用できるかが新しいデバイスの普及の鍵とも聞きますしね。。。それはさておき、ネットにつながった眼鏡を通して情報収集や共有がよりリアルタイムに簡単に行える世界というのは、アニメやSFで描かれた未来が現実になっていくようでワクワクするものでもあります。そしていずれは眼鏡どころかコンタクトレンズ、そして網膜や脳内チップまで電脳化していくのでしょうか?! — SEO Japan [G+]
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