Google I/Oイベントについてあなたが知っておくべき全てのこと

公開日:2012/07/04

最終更新日:2024/02/18

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Googleが毎年行っている最大規模のイベントGoogle I/Oが先週末サンフランシスコにて行われました。今回はGoogle I/Oで行われた様々な発表の中からこれだけは押さえておきたいという情報だけを厳選してまとめた記事をThe Next Webからお届けします。ネット業界の人間ならこれ位は知っておきたい。 — SEO Japan

今日のGoogle I/Oで、この会社は、今後のAndroidアップデートや新しいタブレットやGoogle+の数々のアップデートなどに関するたくさんのニュースを発表した。

取り上げるべき情報はたくさんあるので、早速始めよう。あなたが知るべきこと全てがここにある:

統計資料

今日のGoogle I/Oで、Googleは、Androidの累計アクティベート数が4億台、つまり一日当たり100万台のアクティベートがあることを発表した。それについて詳しいことはここで読もう。さらに私たちは、Androidデバイスで利用できるゲームやアプリケーションが60万本に及ぶことも知った。もっと言うと、それらのアプリケーションは200億回ダウンロードされている。それについて詳しいことはここで。

Android 4.1 “Jelly Bean”を披露

これは大きなニュースだ:今日Googleが、Androidの最新バージョン、4.1を発表した。それはJelly Beanのコードネームで呼ばれ、新しい検索体験と共にパフォーマンスとビジュアルを強化するためにGoogleのProject Butterから新しい技術を実装している。

仕事熱心なあなたのために、Jelly Beanは、7月中旬に『Galaxy Nexus』、『Xoom』、『Nexus S』に対してリリースされ、Android開発者向けのプレビュー版が本日公開されている。

このアップデートは、反応性を上げるための大規模なパフォーマンス向上、流れるようなアニメーション、新しい予測入力、Googleボイス検索、Google Beamの強化、通知システムを含むかなりの変更をもたらしている。それに関する詳しいことはここで読もう。

“Google Now”とKnowledge Graphで新しい検索体験を

Jelly Beanのリリースに伴い、Androidは全く新しい検索体験に到達している。このシステムは、主にあなたのロケーションに基づいてあなたの欲しい情報を与えるようになっている。

もっと具体的に言うと、“Google Now”は、刻一刻とあなたの生活を楽にするように機能する。通勤ルートやその方法を伝える。交通渋滞が発生している時にはより高速なルートを提示する。公共交通機関にいる時は、Google Nowが次の到着時間を教えてくれる。詳しいことはここで読もう。

Nexus 7タブレットの紹介

今日、Googleは、Android 4.1を搭載した7インチのデバイス、Nexus 7 タブレットも発表した。製造はAsusだ。Tegra 3 クアッドコアチップ搭載、12コアのGPU、解像度1280×800のディスプレイを持つ。このタブレットは、今日から199ドルでGoogle Playから直販され、出荷は7月中旬になる。詳しいことはここで読もう。

Google Playが映画、テレビ番組、雑誌の購入に参入

Google Playは、新しく加わった映画、テレビ、雑誌の購入で拡大している。この追加コンテンツは、今日からGoogle Playで利用可能だ。

映画パートナーには、DisneyやBravoやNBCUniversalなどが含まれる。雑誌に関しては、EsquirとWiredとFamily Sircleがローンチパートナーで、各号を個別に購入することもできるし、ユーザーが定期購読をすることも可能だ。以前、Google Playは映画とテレビ番組のレンタルのみを提供していたが、完全な購入と雑誌が加わった今、Googleは明らかにiTunesに挑戦している。

Androidのプラットフォーム開発キットを発表

Googleによると、このPDKはJelly Beanのローンチと同時にリリースされることになっている。将来の主要なAndroidリリースに関しては、新しいPDKがそれらの2か月前に使用できるようになるとTechRadar はレポートし、それはメーカーがイノベーションを自分たちのデバイスに導入してテストする十分な時間を提供するだろうと指摘している。

起業家のPaul Allenが今日のイベントについて彼のライブブログの中で記したように、Jelly Bean PDKのベータ版はここ数週間でいくつかのGoogleパートナーに公開されている。

GoogleカレントにGoogle翻訳を搭載

発売予定のNexus 7 タブレットの未来のオーナーは、翻訳機能が搭載されたことでGoogleカレント製品をフル活用できるようになる。ユーザーは、コンテンツを読み込んだ後に、それを自分の選択した言葉に素早く翻訳させることができる。ステージ上では、英語がアラビア語に翻訳された。詳しいことはここで読もう。

Google+に関するたくさんのニュース

タブレットに登場: Googleは、Google+のタブレット体験の見直しを発表した。Androidバージョンはすぐに利用可能で、もう間もなくiPad向けがリリースされる。詳しいことはここで読もう。

登録アカウントは25000万以上、1カ月当たりのアクティブユーザー数は1億5000万人: Google+の利用に関する新しい統計情報がいくつかある…

– 2億5000万以上のアカウントが、Google+アカウントにアップグレードもしくは登録している
– 1億5000万以上のアカウントが毎月アクティブである
– そのユーザーの50%が毎日サインインする
– 平均して、1日12分Google+ストリーム内で過ごす

Android向けGoogle+のアップデート: タブレットに予定されているのと同じアップデートが、Android携帯にも実施される。ランドスケープモードで自分のストリームを見るという全く新しい方法を使うことによって、最も人気のあるアイテムは重要な場所に配置される共に、あなたは自分のストリーム内で全てのアイテムを見ることができるようになる。

それは、コンテンツの全てをスワイプして、自分が詳しく見たいものがどれかを決める美しいビジュアル体験だ。詳しいことはここで読もう。

Google+が“イベント”を発表: 今日、Googleは、“イベント”と呼ばれるGoogle+の全く新しい機能も紹介している。この機能は、イベント開催の全ての側面―イベントの前、最中、後―で役に立つ。

Google+イベントは今日から利用可能で、全ての人に広がるにはしばらく時間がかかるかもしれない。これは、Googleが、その全ての製品を全て結びつけるソーシャルレイヤーとしてGoogle+をいかに使用しているかのもう一つの例である。ここで私たちの最初の意見を読もう。

Nexus Q

私たちは、イベントが始まる前からこれについて知っていたが、それでも見る価値はある:Google Playページによると、Nexus Qは、“ソーシャルストリーミングメディアプレイヤー”である。この300ドルのデバイスは、本質的にAndroidデバイスの所有に依存するところが大きいように思われる。詳しいことはここで読もう。

見事なGoogle Glass

最後に、Google Glassが舞台にやってきたが、最初それは、スカイダイビング、バイクライド、拡大縮小する光景を作ることで登場した。そのデモはとても印象的で、好奇心をくすぐり続けるGoogleがそこにあった。

驚くようなニュースもあった:I/Oに出席しているアメリカを拠点とする開発者は、今日1500ドルでプレビュー版デバイスを購入することができるのだ。詳しいことはここで読もう。

これは、今日発表された全てのことを要約したものにすぎない。もっと詳しいことを全て知りたい人は、TNWのGoogle I/O特集をここで読むことができる。


この記事は、The Next Webに掲載された「Everything you need to know about today’s Google I/O event」を翻訳した内容です。

職業柄、どうしても検索サービス提供企業という見方をしてしまいがちですが、こうしてみると、モバイルOSからSNS、デジタル配信に話題の眼鏡まで正にインターネットの一大コングロマリット(言い過ぎ?)企業ですね。マイクロソフト等、自社イベントを行っている他のIT系の巨大企業も多くあると思いますが、実際、Google I/O程、聞いているだけでもワクワクしてしまうイベントも少ないのではないでしょうか。そして最後に眼鏡の話題を持ってくるあたりがホント、ブランディングがうまい会社だよなぁ、と思わされます。来年のGoogle I/OまでにGoogleは何を達成し、そして次回は何を発表してくれるのでしょうか。Googleの進化はまだまだ続きます。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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