Googleの検索結果をキーワードリサーチに利用する3つの方法

公開日:2010/04/16

最終更新日:2024/03/15

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サーチエンジンランドから、SEOにもPPCにも参考になるGoogleを活用したキーワードリサーチの方法を紹介。日本語でも活用できるノウハウですね。 — SEO Japan

数年前、遥か彼方の惑星では、人々がキーワードの密度を最適化していた。しかし、関連性のアルゴリズムが改善されると、その惑星の人々はキーワードの密度からキーワードの多様性へと狙いを変えていった。ページ上で密接に関連するキーワードの幅広いネットを網羅することで、毎月検索される数十億のキーワードの幾つかに対して、上位のランキングを獲得する確率が高まるからだ。

投稿ボタンをクリックする前に、私が利用しているお気に入りのキーワードのリサーチツールの一つが、グーグルの検索結果だ。これを一目見れば、すぐに以下の点を把握することが出来る:

  1. 人々が検索している関連するキーワード
  2. 競合相手が最適化している関連するキーワード
  3. グーグルが好む関連するキーワード

Google Suggest

グーグル・サジェストは検索クエリを、クエリに含まれる、人々が検索している他のキーワードをリストアップすることで、クエリを自動的に完成させようとするサービスである。

以下の2枚のイメージにキーワードの間に幾つかの関連するパターンが見られる点に注目してもらいたい。これらのキーワードは以下の作業に適したキーワードと言えるだろう…

  • ページのタイトルに含める、もしくは
  • ページの宣伝文句に含める、もしくは
  • よりターゲットを絞った奥行きのあるページを作る際のインスピレーションとして利用する

また、これらのキーワードは、誰かが実際に検索しているキーワードであり、グーグルが選択してエンドユーザーに表示しているため、グーグルは関連性があると考えている。そのため、この提案を見た人々の中には、提案されたキーワードを実際に検索する人もいるだろう。

グーグル・サジェストは、関連する検索データをリアルタイムで取り込む。そのため、たった数秒間でキーワードの複数もしくは単数の共通のバリケーションを比較することが出来るのだ。

格付けされた検索結果のページタイトルを分析

すべての競合相手が抜け目のない検索戦略を採用するわけではないものの、検索に関する知識を豊富に持っている競合相手は、キーワードおよびキーワードの修飾句を直接ページのタイトルに利用することがある。彼らのリサーチを分析し、自分のサイトに役立てよう。

また、アドワーズ広告のコピーをチェックし、彼らが売り込むオファーやアイデアの内容を調べることも可能だ。これらの広告は誰にアピールしているのだろうか?彼らのオファーを目立たせ、十分にクリック数を稼ぎ出し、広告の購入を継続することが出来るほど十分に収益を上げることが出来ている理由は何だろうか?

関連する検索

検索結果の一番下に、通常、グーグルは関連する検索クエリを表示する。

左側のオプションパネルに、グーグルはワンダーホイールのオプションを用意しており、キーワードのバリエーションをクリックすると、さらに掘り下げて検索を行うことが出来る。

左側にはさらに別の関連する検索のオプションが用意されており、付加的なキーワードがリストアップされている。

さらに一歩踏み込む

幸いなことに、上述の機能(もしくはそのバリエーション)の多くは、大半の検索エンジンでも用意されており、ビング、アスク、そして、ヤフー!から関連するキーワードのアイデアを手に入れることが出来る。検索エンジンが、検索者に一貫性のあるキーワードのセットを与えて検索させようとしている理由は以下の通りだ:

上述した2通りの理由があるため、私は検索エンジンが関連するキーワードを検索者に提案する取り組みを今後も積極的に実施すると思う。

ある競合相手の戦略を堅実に真似することで効果があることに気づいたなら、そのサイトをチェックし、Xenu Link Sleuth等のツールを使って、ウェブサイトをクロールし、見逃している可能性があるその他の良い部分も調べよう。

また、コンピートドットコム等から、競合相手のリサーチデータをダウンロードし、キーワードをランクチェッカーに入力し、上位にランクインしているか、もしくは、これらのキーワードをターゲットに絞ったコンテンツを作成する必要があるかどうかを確認する手もある。

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「3 Ways To Use Google’s Search Results For Keyword Research」を翻訳した内容です。

This article on Columns: 100% Organic – Search Engine Optimization Tips – first appeared on Search Engine Land.
© Copyright Third Door Media, Inc. Republished with Permission.

かなり具体的で参考になるアドバイスでした。Google自身もウェブマスターに役立つツールや情報をできるだけ提供していく、と言うスタンスのようですし、せっかくの無料ツール、活用したいですね。そういえばこの記事はサーチエンジンランドに掲載されていますが、執筆者はSEO Bookのアーロン・ウォールがゲスト投稿しています。流石に、内容の濃い記事でした。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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