Facebookは巨額の資金をもとに検索エンジンに進出するのか?

公開日:2011/01/12

最終更新日:2024/03/15

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Facebookが年明け早々5億ドル近い資金調達を新たに行ったというニュースが話題になりましたが、サーチエンジンランドがその裏に見えるFacebookの今後の戦略を予測します。 — SEO Japan

1月2日、フェイスブックがゴールドマンサックスおよび既存の投資機関 デジタル・スカイ・エクノロジーズから500億ドルの価値が付けられ、5億ドルの資金を受けたと言うニュースが飛び込んできた。フェイスブックはこの情報を認めていないものの、既に広範なメディアで報道されている。今回の投資により、ゴールドマンサックスの最も裕福なクライアントがIPOの前に“滑り込み”で間に合い、事実上、ゴールドマンサックスはフェイスブックが株式を公開する(もしくは主導する)企業になるのではないかとみられている。

報道によると、グルーポンもまた5億ドル9億5000万ドルの多額の資金を受けたようだ。過去1年以内に、1億ドルを超える巨大な投資がジンガやイェルプ等の企業に対して実行されている。

このようなケースの一環として、株式を売る初期の投資家、ファウンダー、そして、古株のスタッフが、“手元にお金を残しておく”行為が行われる。こうすることで、株式を公開するプレッシャーをいくらか軽減することが出来る。しかし、企業の株主が500人に達すると、証券取引委員会(SEC)の規則により、企業は株式を公開した会社のように財務情報の報告を始めなければいけなくなる。ただし、フェイスブックがどれだけ公式に“500名”に近付いているのかは不明であり、またこの人数がどのように計算されているのかも確かではない。(明らかにフェイスブックにはストックオプションを持つ従業員は500人以上在籍するはずであり、異なるカテゴリーに分類されるのだろう。)

余談だが、SECは株式を公開していな会社の株式の取引の調査に乗り出している。今回の議会の開催中とまではいかなくても、今後、この類の非公開の資金の獲得、そして、公開することなくこの規模の取引を行う制度を変える、新たな規則が設けられるのではないだろうか。

フェイスブックは、さらに多くの人々を裕福にする以外に、この資金を何に使うのだろうか?考えるだけでワクワクする。スタッフを増やし、企業を買収する取り組みがまず挙げられる。また、フェイスブックは、メンロパークのサン・マイクロシステムズが本社を構えていた – 近くのマーティン群にあるカリフォルニ州の刑務所になぞり(San Quentin)、Sun Quentinと呼ばれる – 新しく、大きな社屋に引っ越すと報じられている

フェイスブックは、一年で広告から20億ドルの収益を挙げているとみられている。これはコムスコアによると、米国のディスプレイ広告の25%近くを締めている。このディスプレイ広告の収益も増えていくのではないだろうか。しかし、フェイスブックは、最終的に株式を公開する際に、さらに収益を得るため、何に注目するのだろうか?

モバイル広告はその筆頭株であり、e-コマースも欠かせない(買い物はフェイスブックにとって大きなチャンスである)。次に考えられるのはローカルだ。そして、フェイスブックは検索にも必ず注目するだろう。

マイクロソフトとの関係、そして、検索での競争力の欠落を考慮すると、フェイスブックが検索に向かうのは論理的ではない。しかし、検索の「重力の引き」はあまりにも強過ぎる。ご存知のように、eメールの次に検索はウェブで“優れた”ツールなのだ。

フェイスブックが独自の検索エンジンを手に入れることがユーザーエクスペリエンスを改善する上で、そして、新たな広告収益を得る上で重要だと説得されたとしよう。その際に、脳裏にすぐに浮かぶのが、マイクロソフトよりもフェイスブックのライクをソーシャルに統合してきたBlekko(ブレッコ)を買収する手だ。

つい先日、ブレッコは2400万ドルの資金を獲得しており、この額の数倍の値段(2億ドル以下)で買収される可能性がある。そして広告検索だ。Infospace(インフォスペース)、はたまたAsk(アスク)等の企業の買収も考えられないわけではないが、買収には2億ドル以上が必要とされ、アスクの場合はさらに多くの資金が求められるだろう。

ブレッコはとても革新的だが、グーグルおよびビングに対して、苦戦を強いられるだろう。ただし、5億名のユーザーを抱えるフェイスブックが味方につけば、状況は大きく変わるだろう。個人的な意見だが、フェイスブックのユーザーエクスペリエンスを完璧にするものがあるとすれば、ビングが統合されているとは言え、それは強力な検索機能である。

これはあくまでも予測であり、マイクロソフト – フェイスブックの取りきめがどのようなものなのか私は知らない。契約の中でフェイスブックが一定の期間独自のウェブ検索エンジンを開発または導入することが出来ない条項が設けられている可能性はある。

以前なら、私はビングとの関係を前提に、フェイスブックが独自の検索エンジンを開発するのは非常に難しく、また、ほとんど意味がないと主張していたはずだ。しかし、今回の投資、そして、有料検索は収益源として優れている点を考慮すると、フェイスブックは検索に手を出さずにいられないのではないだろうか。

P.S: eWeek(eウィーク)のクリント・ボウルトン氏が、フェイスブックがクロームベースのソーシャルブラウザ RockMelt(ロックメルト)を買収することになると主張する興味深いエントリを綴っている。同氏はこれはグーグルと競争する一つの手段と示唆しているが、ロックメルトではグーグルがデフォルトの検索エンジンとして搭載されている。

関連するエントリ(英語):


この記事は、Search Engine Landに掲載された「With So Much Money Is A Facebook Search Engine Inevitable?」を翻訳した内容です。

果たして真相は何なのか誰にも分かりませんが検索エンジンにFacebookが進出する可能性は十分にありますよね。米国で最近話題のBlekkoは確かに第一候補かもしれません。仮に進出したとして成功するかどうかは、幾らユーザーが最も時間を過ごすプラットフォームとはいえ誰にもわかりませんが(かつてGoogleがSNSに進出しようとして見事に失敗しているわけですし)、チャレンジとしては見てみたい気もします。そうなった場合、日本でもMixiが検索サービスに進出する日も来るかもしれません、、、スケール的に考えるとどこかと提携した方が無難ですかね。かつてGoogleのシェアが海外以上に低かった日本ですが数年後には米国と比較してGoogleが独占状態の市場になっているのかもしれません。って、既にそうですか。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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