Facebookのビジネス活用 パート 1: ソーシャルウェブに相応しいブランドページの作り方

公開日:2010/11/08

最終更新日:2024/03/15

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ブライアン・ソリスからソーシャルメディアの効果的な活用方法を考えている企業の方にはタイムリーな話題を。Facebookのファンページが企業にも利用者にも爆発的にヒットしている状況の中、Facebookの日本進出、Mixiの企業公式ページ開設を前に、学べることは学んでおきたい! — SEO Japan

フェイスブックは現時点で世界で最も重要なソーシャルネットワークと言っても過言ではない。5億人を超えるユーザーが「ソーシャルネットワーク」のなかでつながっているのだ。そして、オープングラフの導入によって、自分の好きなウェブサイトで知り合いのユーザーと交流を行うことが可能になった。この場所で、ソーシャルグラフ、そして、Like、交流、およびコメント投稿に付随するアクティビティが、ソーシャルなキュレーション、そして、注目の集中の中核を担うようになるのだ。私たちはソーシャルネットワークを利用し、公開した状態で、共有、発見、そして、協力する方法を学んでいる。

ブランドは、サイズや焦点の違いに関わらず、フェイスブックに集まっており、顧客および顧客候補の人々とつながると言う考えは、新たな領域で関連性を手に入れる上で、そして、全体的な接触範囲を拡大する上でプラスに働くだろう。フェイスブックは口コミを奨励しており、通常の事業の終焉、そして、ソーシャルコマースの開始を導く。事実、フェイスブックを利用するトップ10のブランドは1億以上の「Like」を獲得している 。

ユーザー数を基にしたトップ10のブランド(端数は省略)

1. Starbucks – 1600万
2. Coca-Cola – 1500万
3. Oreo – 1200万
4. Skittles – 1150万
5. Red Bull – 1020万
6. Victoria’s Secret – 840万
7. Disney – 830万
8. Converse All Star – 730万
9. iTunes – 700万
10. Windows Live Messenger – 680万

とは言ったものの…

来年のこの時期までには

来年のこの時期までには、ブランドとして、または、ブランドの代表者として、ツイッターよりも、フェイスブックで過ごす時間、そして、費やすリソースが増えている可能性がある。

誤解されやすいので、今のうちにハッキリさせてもらおう。私の意見は、ソーシャルウェブの成熟、そして、コミュニティを養い、支持を鼓舞し、そして、交流を育むために必要な責任と注目を反映しているに過ぎない。フェイスブックとツイッターはデザインにおいても文化においても独特であり、企業に対して異なる機会を提供する。そのため、双方のサービスでは、異なるフォーカス、戦略、そして、アプローチが求められるのだ。

ツイッターは、顧客のコミュニティの学習、交流、そして、養成に対して、重要であり、欠かせないサービスである。ツイッターは関連性への窓口であり、特定する方法、そして、獲得する方法を理解する際に役立つと私は考えている。

一方、フェイスブックはネットワークとしても、そして、プラットフォームとしても、人々、ブランド、コンテンツ、そして、データの間の新しく、重要なつながり開放するサービスと言えるだろう。自分の企業、そして、マーケットを決定する人々の代わりに促進する上で、フェイスブックに出来る取り組みの技術的な側面および創造的な側面には、啓発が必要になる。そのため、フェイスブック・コネクト、Like、そして、オープングラフの範囲および可能性における文化および技術的な利点を精査すると、フェイスブックを「ファンページ」から正真正銘のブランドページに変革するために必要な焦点を深めると言うアイデアが生まれ、これこそが事業に対するソーシャルの中核を作っていることになる。

ツイッターが関連性への窓口なら、フェイスブックはソーシャルウェブへの中心と言えるだろう。

言葉に出さなければ何も始まらない。また、ソーシャルな顧客が仲間と交流する場所、時間、そして、仕組みを学ぶ取り組みに投資することは重要である。なぜなら、彼らはフェイスブックとツイッター以外のネットワークでもつながっている可能性が高いからだ。これはConversation Prism(カンバセーション・プリズム)に対するインスピレーションである。フェイスブックは、事業のソーシャル化戦略の中心的な存在であることは間違いないが、それでも1つの柱でしかない。

フェイスブックの現状

5億名を超える頻繁に利用するユーザーを抱えるフェイスブックは、世界で有数の重要なネットワークの一つである。アクティブユーザーの50%が毎日フェイスブックにログインしている。そして、全体でユーザーはフェイスブックで1ヵ月の間に7000億分過ごし、投稿、共有、Like、コメント、あいさつ、ゲーム、そして、交流、さらに、ソーシャルな広範囲に渡るエコシステムを決定するコンテンツとアプリの利用に勤しんでる。

平均的なフェイスブックのユーザーは、80のコミュニティページ、グループ、そして、イベントに属しており、さらに、毎月90個のコンテンツ(ソーシャルオブジェクト)を作成している。ザッカーバーグ氏の法則に従っているなら、毎年共有するコンテンツの量は倍増していくはずだ。すべて合わせると、そのボリュームは想像を絶する量になる。300億個以上のソーシャルオブジェクト(ウェブリンク、ニュース記事、ブログのエントリ、ノート、写真のアルバム等)が毎月共有されている。フェイスブックはコンテンツの嵐を巻き起こしている。

毎日フェイスブックのユーザーは130人で構成されるソーシャルグラフを管理している。これは、効果的に管理することが出来る関係の最大数を説いたロビン・ダンバー氏の理論(ダンバー数)と一致している。しかし、友達を勧める機能を介して、私たちは関係(強固なつながり)から関連(焦点を絞った、弱く、そして、一時的なつながり)に移行していくのではないかと私は思う。私はこの理論をソーシャルグラフ理論と呼んでいる。そして、ザッカーバーグ氏の法則と同じように、ソーシャルグラフ理論によると、ネットワークのサイズは大きくなるものの、遥かに複雑化し、焦点が絞られるようになる。関係を維持しつつも同時に薄い関連と言う形態に進んでいく。関連は、インタレストグラフ、ニッチワーク(状況を考慮したネットワーク)、そして、一時的なつながりで構成されている。企業は、興味が軸となり会話が展開される積極的なオーディエンスに類似する仲間のネットワークを個人が維持している点を理解しなければいけない。

ブランドは徐々にグローバル化しており、フェイスブックはブランドに必要な範囲に対応している。現在、70以上の言語に翻訳され、フェイスブックユーザーの70%以上が米国の国外で暮らしている。そして、180を超える国の100万人以上の開発者と起業家がフェイスブックを“プラットフォーム”としてサポートしている。さらに、100万サイト以上のウェブサイトがフェイスブックの共有、Like、そして、視覚化されたソーシャルグラフ機能をコンテンツの発見および閲覧に導入している。つまり、フェイスブックの機能をオンラインの所有物(その他の関連するソーシャルメディアも含めて)に統合しているのだ。コムスコアによると、米国のウェブサイトのトップ100の三分の二、および、グローバル部門のトップ100のウェブサイトの半数はフェイスブックを統合している。

モバイルにおいてはどうだろうか?

スマートフォンは言わば新種のサブタブレットである。ツイッターをモバイル機器で頻繁に利用しているユーザーが数多くいるように、フェイスブックにアクセスしているアクティブなユーザーも多い。 これは重要な意味を持つ。現在、1億5,000万人のユーザーが活発にフェイスブックにアクセスしており、モバイル機器以外でアクセスするユーザーよりも2倍アクティブである。

意図は何ですか?

多くのブランドがフェイスブック、そして、ソーシャルな消費者を集め、魅了するために必要な取り組みを過小評価している。 リサーチを行った結果、私は非常に多くのブランドがツイッターを最優先し、フェイスブックをないがしろにしている事実を突き止めた。それぞれのコミュニティで意図および責任を持って交流し、個別にアップデートするのではなく、単純にツイートをフェイスブックに同時配信している企業が後を絶たない。フェイスブックでリアクションが起きている場合、ブランドの代表者達は通常ツイッターの反応をモニタリングしているため、気付かないことが多い。この場合、フェイスブックは、Likeが集まり、会話が交わされるコミュニティではなく、ツイートのための墓場になってしまう。結局、私達が交流および活性化を望むソーシャルグラフを決定づける人々に時間と注目を投資することなく、ソーシャルエフェクトをもたらすことなど出来るわけがないのだ。

フェイスブックでの成功は、時間、リソース、エネルギー、そして、創造力の投資によって決まる。つまり、注いだ労力がそのまま結果に比例するのだ。フェイスブックでは、つながりを持つ人々よりも、つながりを持たない人々に注目する必要がある。「ファン」が「Like」に進化し、この表現のちょっとした変化が深い何かをもたらす。「ファン」は、ブランドが一方的にコミュニティに情報を配信する、どちらかと言えば従来のオーディエンスに近い、階層的な関係を示唆している。「Like」は、ソーシャルな消費者から支持を得る関係を簡素化してくれるものの、コミュニティを育成するためには、この取り組みを継続しなければならない。すると、トップダウンの意見によるフェイスブックのアクティビティのプログラム化を行うのではなく、ピア・ツー・ピア(P2P)の仕組みがもたらし、当初期待していた頻度よりも頻繁にLike、注目、そして、願わくば支持を獲得するためには、積極的に参加する役割について検討する必要がある。

Likeはソーシャル版の貨幣となり、ブランドがフェイスブック内で獲得する全体的なソーシャルキャピタルに貢献する。

2010年2月、マーケットリサーチを行う企業、チャドウィック・マーティン・ベイリーがiモダレイト・リサーチ・テクノロジーと共に1500人以上のネットユーザーを対象に調査を行い、ソーシャルメディアの行動の状況を探るため、1対1のディスカッションを行った。彼らのリサーチの結果、ソーシャルコマース、特にFコマース(フェイスブックコマース)が満開の時を迎えていることが判明した。

行動は言葉よりも多くを語るため、この調査は、実際に交流が購入につながっているかどうかを問いかけている。 その答えはYESであった。なんとフェイスブックファンの51%およびツイッターのフォロワーの67%が、オンラインでつながっているために製品を購入する可能性が高いと答えた。

成功は、まず、顧客および顧客に影響を与える人々に接触するための計画を練ることから始まる。 成功への道のりにおいては、定期的に地図を見て、コースからそれていないことを確認する必要がある。そうすることで、当初の目的を思い出すことが出来る。

ソーシャルな消費者の役割はそれぞれ異なり、ブランドとつながりを持つ理由もまた同様に異なる。それぞれの区分に応じて、彼らのLikeおよび注目を今、そして、今後も獲得するのは私達の仕事である。

フェイスブックでは、既存の顧客が49%で1位に躍り出ている。2位につけているのは、42%で、ブランドに対して支持を表明しなければならないと感じている顧客、40%の3位には、割引や特売を望むことを認めた人々がつけている。

その他の重要なスタッツを紹介する。回答者の27%が、ブランドに関する最新情報を誰よりも早く知りたい、そして、26%が、特別なコンテンツにアクセスしたいと答えている。そして、17%は知り合いからページを紹介されたと述べ、既に口コミが行われている点を実証している。

フェイスブックは、事業、顧客、そして、コミュニティに関する私達の考え方を変えつつあり、私達には学ばなければならないことが山ほどある。何事も一歩を踏み出すことから始まる。一度に一Likeずつ、私達はこの新しいソーシャルなマーケットで関連性を手に入れ、そして、ビジネスチャンスを拡大していけるのだ。


この記事は、Brian Solisに掲載された「The Business Guide to Facebook Part 1: Your Brand Page for the Social Web」を翻訳した内容です。

企業の方には色々参考になる点が多かったのではないでしょうか?しかし、、、1000万人近い登録者がいる企業のファンページがこれだけあるとは驚きですね。しかもオレオとかスキットルとかがここまで上位に入るなんて。あれ、どっちも企業というよりブランドですよね。日本でいえば牛丼チェーンとか餃子の王将とかガリガリ君とかうまい棒とかハッピーターンとかホッピーとかB級グルメ系が受けそうですね。最近ブームのご当地B級グルメにもつかえるかもです。普段、何食べてるんだ?って感じですが 汗しかしSNSのファンページってユーザーの滞在時間とかソーシャル性とか考えると普通にウェブサイト作るより効果的なような気も。。。それは言い過ぎかもですが、サイト以外にSNSのファンページを持つ、ってB2Cのブランドにとっては常識になる日が来そうです。上の記事見ても分かりますがソーシャルコマースの時代が絶対来そうですし。

日本版Facebookともいえるmixi、最近はゲームプラットフォームに押され気味ですが、2011年3月「公式企業向けページ」を新たに立ち上げるとのことですし、負けじと頑張ってほしいですね!企業向け公式ページは日本企業のソーシャル対応加速化のためにも絶対に必要なプラットフォームだと思います。逆にいえばウェブ制作会社や広告代理店の方もココはきちんと勉強しておきたい(偉そうでスミマセン)。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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