Googleが検索アナリティクス用の新しいAPIを公開!!

最終更新日:2024/02/16

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Googleが検索アナリティクス用のAPIを公開しました。6月の中旬頃からテスターを募集しており、2ヶ月弱でのローンチとなります。検索アナリティクスのテスター期間と比べると早かったなと感じておりますが、APIなので妥当なところでしょうか?今回のAPIにより1000行以上のデータが取得できればと、多くの方が期待していたと思いますが、それは叶わなかったようです。Search Consoleについてですが、Googleのジョンミュラー氏は、①新しい機能の実装に取り掛かっている、②より多くのデータを取得すると既存のレポーティング機能が遅くなる、ことをこちらの記事(英語)で理由として挙げていました。Googleも要望が多いことは認識しているようなので、何らかの形で実現できればいいですね。– SEO Japan

*記事内のリンク先は全て英語となっています。

予想されたとおり、GoogleがSearch Console内の検索アナリティクス用のAPIを公式にローンチした。この新しいAPIを利用してキーワードデータを取得することができるようになった。

昨夜我々が報じたとおり、Googleは今朝、Search Console内の検索アナリティクス用の新しいAPIのローンチを公式に報じた

検索アナリティクスAPIを利用することで、Webマスターはツールをプログラミングし、検索アナリティクス内のデータを直接レポーティングすることができるようになった。

この新しいAPIについての技術的なドキュメントは、こちらで読むことができる。

API内でフィルターとパラメータを定義し、検索トラフィックのデータにクエリを投げる。すると、行を特定するキー(row keys、または、dimensions)でグループ化されたデータが返ってくるが、1日以上の日付を設定しなければならない。特定の日付がdimensionsで設定されると、この特定の日付以外のデータは、結果リストから除外される。結果リストはクリック数(降順)でソートされるが、2つの行のクリック数が同数の場合、任意の順でソートされる。

Googleが挙げている、このAPIを使用して取得できるデータの例を下記に記載する。

繰り返しになるが、検索アナリティクスAPIのアクセスは、こちらから行える。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Confirmed: Google’s New Search Analytics Search Console API Now Available」を翻訳した内容です。

色々と便利な検索アナリティクスですが、より詳細なデータを取得できるAPIとなっています。上記のコメントでも触れたとおり、データ量の増加は実現しませんでしたが、Googleも色々と取り組んでいる気配はあります。一度に全てを実現することも難しいため、まずは、今回リリースされたAPIで色々と試してみるのもいいかもしれません。

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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