上級者向けSEOガイド3/9 : schema、エンティティ&セマンティック検索対応

上級者向けのSEOガイドを紹介する記事シリーズ第三弾は、セマンティック検索対応について。相変わらず徹底的に網羅された内容です。知識としては何となく知っていても、本格的に対応している人やサイトはまだまだ少ないのが現状とは思いますが、とりあえずこの記事をブックマークしておけば何かの時には使えそうです。 — SEO Japan

サイトはクロール可能 & インデックス可能になり、スピードも大幅にアップした。 チャプター 3ではさらにギアを上げ、新しい検索の要素を取り上げていく。検索は、セマンティックな“現実に近い”環境に向かって動きつつある。つまり、検索エンジンが人物、場所、映画、会社等の実際の物事の間の関係を理解する環境である。今すぐこの流れに乗り、ウェブサイトに反映していこう。


目次

1. Schema.orgのメタデータを実装する

schema.orgは世界共通のメタデータのマークアップであり、2011年に主要な検索エンジンによって導入された。このマークアップは、ウェブサイト上の意図されたタイプのコンテンツをエンジンに伝えるために用いられている。schema.orgをフル活用していない人達はまだ大勢いる。

ここでは、複数の種類のschemaの実装方法、そして、正確なマークアップをHTMLコードに統合する方法を紹介していく。

パート 1 – マイクロデータの基本的なアトリビュート

  1. itemscope
  2. itemtype
  3. itemprop
  4. itemid
  5. itemref

この5つの要素を例を使って分かりやすく説明する。

以下にschemaのメタデータがない状態のコードを掲載する:

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>メタデータなしのページの例</title>

</head>

<body>

<section>

<h1>何でもいい</h1>

<span>作者: デレック・シバーズ</span>

<span>Category : business</span>

<a href="http://sivers.org/ayw/">本について</a>

</section>

</body>

</html>

特別なマークアップはどこにも見当たらない、普通のHTMLである。次に、メタデータ付きのコードを掲載する:

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータ付きのページの例</title>

</head>

<body>

<section itemscope itemtype="http://schema.org/Book">

<h1 itemprop="name">Anything You Want</h1>

<span>作者: <span itemprop="author">デレック・シバーズ</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<a href="http://sivers.org/ayw/"><span itemprop="detail">本について<span></a>

</section>

</body>

</html>

一つずつ要素を見ていく。

1. Itemscope

<section itemscope itemtype="http://schema.org/Book">

</section>

bookに関するものは全てitemscopeの要素の間に入る。検索エンジンに「中身はすべて本に関するコンテンツ」があることを伝えている。

2. Itemprop

<h1 itemprop="name">何でもいい</h1>

itempropは本の名前を意味する。

<span>作者: <span itemprop="author">デレック・シバーズ</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<span>カテゴリー : <span itemprop="genre">ビジネス</span></span>

<a href="http://sivers.org/ayw/"><span itemprop="detail">本について<span></a>

また、Itempropは、本の作者、カテゴリ、そして、ジャンルを表す。ここまでは、簡単である。

<span>タグを使って、itemporpの要素を挿入する。

パート 2 – schemaをブログで利用する

恐らく、皆さんの多くは何らかのタイプのブログを運営しているのではないだろうか。ブログにもschemaを利用することが可能である。ワードプレスを用いているなら、テーマの作者を確認し、schemaを利用することが出来るか確認しよう。利用することが出来ない場合、ワードプレスはタグをはぎ取ってしまう。これはワードプレスの設定に左右される。以下に一般的な例を挙げる。

a. schemaのないコード

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータなしのブログの記事の例</title>

</head>

<body>

<div>

        <h1>…ズルせずに、上位にランクインするオーソリティを構築するためのヒント</h1>

        <p>まず、オーソリティを定義していく – ドメインのオーソリティとは、上位にランク付けさせるドメインのポテンシャルを意味する。ランキングが高ければ高いほど、オーソリティが高くなる。そして、オーソリティが高ければ高いほど、ランキングも高くなる。</p>

        <p>それでは、その方法を紹介していく:</p>

        <p>1. トピックごとにページのグループにリンクを張る</p>

        <p>2. 特定の一つのページにより多くのリンクを張る</p>

        <p>3. ドメインベースの外部リンクを主役のページに送る</p>

        <p>4. キーワードの共食いを避ける</p>

        <p>5. 関連するウェブサイトから、外部のリンクを主役のページにもたらす</p>

        <p>6. リンクをページの上部に配置する</p>

        <p>7. このコンセプトを理解する上で役に立つ図を使った解説</p>

        <p>8. 壊れているページを修正する</p>

</div>

</body>

</html>

b. Schema付きのコード

<!DOCTYPE HTML>

<html lang="en">

<head>

<meta charset=utf-8>

<title>マイクロデータ付きのブログの記事の例</title>

<a rel="author" href="https://profiles.google.com/103074333439002308043/about">Bidhan Chatterjee</a> </head>

<body>

<div itemscope itemtype="http://schema.org/Blog">

<h1>…ズルせずに、上位にランクインするオーソリティを構築するためのヒント</h1>

        <p>まず、オーソリティを定義していく – ドメインのオーソリティとは、上位にランク付けさせるドメインのポテンシャルを意味する。ランキングが高ければ高いほど、オーソリティが高くなる。そして、オーソリティが高ければ高いほど、ランキングも高くなる。</p>

        <p>それでは、その方法を紹介していく:</p>

        <p>1. トピックごとにページのグループにリンクを張る</p>

        <p>2. 特定の一つのページにより多くのリンクを張る</p>

        <p>3. ドメインベースの外部リンクを主役のページに送る</p>

        <p>4. キーワードの共食いを避ける</p>

        <p>5. 関連するウェブサイトから、外部のリンクを主役のページにもたらす</p>

        <p>6. リンクをページの上部に配置する</p>

        <p>7. このコンセプトを理解する上で役に立つ図を使った解説</p>

        <p>8. 壊れているページを修正する</p>

</div>

</body>

</html>

c. 要素の説明

1. Rel = Author

HTMLの<head></head>にこのタグを加える理由が知りたい人もいるだろう。理由は、グーグルがこの方法で作者を言及することを認めているためだ。

見ての通り、とてもシンプルである:

<a rel="author" href="https://profiles.google.com/103074333439002308043/about">Bidhan Chatterjee</a>

このコードを<head>に加えた後、グーグルプラスのプロフィールをブログに向ける – この方法は、後で取り上げるグーグルオーサーシップのセクションで紹介する方法と同じである。

2. Intemscope

<div itemscope itemtype="http://schema.org/Blog">

この要素もまた、コンテンツが話題にする やアイテム のタイプを伝えるために用いられる。 

おまけ: ソーシャルシェア用のschema

ソーシャル共有データをschemaに組み込むことも出来る。要素itemprop とinteractioncountが役に立つ。以下に例を挙げる

<meta itemprop="interactionCount" content="FacebookLikes:8"/> <meta itemprop="interactionCount" content="GooglePlus:3"/>

テスト

ここでも、グーグルが提供するリッチスニペットのテスターを使って、マークアップをテストするべきである: http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets


2. 動画のインデクセーション – 動画をschema.orgでマークアップする

schema.orgを使って動画をマークアップすると、クリックスルー率が大幅に改善する。下のスクリーンショットでは、SEOmozが動画のメタデータを使ったことで、SERP内のビジュアルが著しくパワーアップしたことが分かる。

コードを追加すること自体は難易度が高くないが、適切なマークアップを知る必要がある。

始める前に、幾つか前提となる条件を挙げていく:

  1. 動画を自分自身でホスティングしていること(ユーチューブのエンベッドには適応することが出来ない)
  2. HTMLにアクセスし、コードを編集することが出来る

ステップ 1: 通常の動画のコードをページに貼り付ける

典型的な動画のエンベッドコードを以下に掲載する:

<h1>ニール・パテル</h1>

<h2>動画: ブロガー向けの高度なSEO</h2>

<object …>

 <param …>

 <embed type="application/x-shockwave-flash" …>

</object>

<p>SEOおよびマーケティングのエキスパート、ニール・パテルが提供する特別な動画。大量のリードをブログに送り込み、コンバージョン率の7つの秘密を学ぶ。</p>

ステップ 2: VideoObjectを囲む

<div>でコードを包む

VideoObjectデータを加える

ステップ 3: 基本的なマークアップを加える

以下に基本的なプロパティを挙げていく;

  1. Name
  2. Thumbnail
  3. Duration
  4. Description

「name」「description」のフィールドは、既存のコンテンツを囲む<span>タグの内側に加えられる :

プロパティ「duration「thumbnail 」は、通常、nameの下、そして、実際の動画の前に加えられることが多い<meta>内に掲載される

注記: 「duration」はISO_8601フォーマットを採用している。ISO_8601の詳細は次のURLを参考にしてもらいたい: http://en.wikipedia.org/wiki/ISO_8601

ステップ 4: さらにマークアップを加える

MediaObject(VideoObjectのオブジェクト)に対して、好きなプロパティを加えることが出来る:

  1. associatedArticle
  2. bitrate
  3. contentSize
  4. contentURL
  5. duration
  6. embedURL
  7. encodesCreativeWork
  8. encodingFormat
  9. expires
  10. height
  11. playerType
  12. regionsAllowed
  13. requiresSubscription
  14. uploadDate
  15. width

あるいは、動画専用のプロパティを加えることも可能だ:

  1. caption
  2. productionCompany
  3. thumbnail
  4. transcript
  5. videoFrameSize
  6. videoQuality

以下に[upload date]と[width]と[height]を加えたコードの例を掲載する:

動画のマークアップを加え、競合者に差をつけよう。

完成したコード

<div itemprop="video" itemscope itemtype="http://schema.org/VideoObject">

<h2><span itemprop="name">動画: ブロガー向けの高度なSEO</span></h2>

<meta itemprop="duration" content="T1M33S" />

<meta itemprop="thumbnail" content="neil-patel-video-thumbnail.jpg" />

<meta itemprop="uploadDate" content="2012-04-01T08:00:00-05:00" />

<meta itemprop="width" content="640" />

<meta itemprop="height" content="480" />

<object …>

 <param …>

 <embed type="application/x-shockwave-flash" …>

</object>

<p><span itemprop="description">;SEOおよびマーケティングのエキスパート、ニール・パテルが提供する特別な動画。大量のリードをブログに送り込み、コンバージョン率の7つの秘密を学ぶ。</span></p>

</div>


3. ヤフー!のサーチモンキー RDFa

RDFa マイクロフォーマットは、ヤフー!がより簡単に情報を特定し、分類するために利用するマークアップ言語である。

RDFはResource Development Frameworkの略である。

RDFを使って、コマースサイトの商品、スケジュール & コンテンツを検索エンジンに説明することが出来る。

RDFはHTMLで書かれているのではなく、XML フォーマットが用いられている。

これから、このコードをコンテンツに追加する方法を、幾つか例を使って紹介していく。

パート 1 – 識別子を理解する

resource – URL上に存在するもの全て

property – 名前付きのresource(例えば、ウェブページ上のコンテンツのタイプ) – author、homepage、book、movie等

property value – propertyの特徴、例えば本の作者や映画に出演する俳優

次に「statement」を形成していく。「statement」は、subject、predicate、そして、objectで構成される。

statement[QuickSproutの作者はNeil Patel]は次のようにまとめられる:

subject: http://www.quicksprout.com

predicate: author

object: Neil Patel

パート 2 – 例

1. 全てのRDFはXMLの宣言 & RDFのラッパータグで始まる

2. 次にRDFのシンタックス、そして、データが参照するURLを宣言する:

3. ドキュメントで描写されるアイテムを宣言する

ここでは、具体的なCD「Thriller」を取り上げており、CDが存在するURLを参照している。

4. resourceのpropertyである要素を加える

ラッパータグ<cd:artist></cd:artist>(またはcountry、price等)を使って、参照しているアルバムのpropertyを宣言することが可能だ)。

パート 3 – 完成したコードの例

以下に完成したコードの例を掲載する。ニーズに応じて、この例を利用し、修正することが出来る。

<?xml version="1.0"?>

<rdf:RDF

xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"

xmlns:cd="http://www.cdstore.com/cd01">

<rdf:Description

rdf:about="http://www.cdstore.com/cd01/Thriller">

        <cd:artist>Michael Jackson</cd:artist>

        <cd:country>USA</cd:country>

        <cd:company>Epic Records</cd:company>

        <cd:price>12.99</cd:price>

        <cd:year>1982</cd:year>

</rdf:Description>

</rdf:RDF>

最後に、バリデータを使って、作品をチェックしよう: http://www.w3.org/RDF/Validator/


4. サイトにダブリンコアを加える

ダブリンコアもまた、ウェブ上のデータを説明するために用いられるメタデータのフォーマットである。ダブリンコアは様々な要素を採用している。その一部を以下に掲載する:

  1. title – resourceに与えられる名前
  2. creator – コンテンツを所有する人物または組織
  3. subject – コンテンツのトピック
  4. description – コンテンツの説明
  5. publisher – resourceを公開した人物
  6. contributor – コンテンツに貢献した人物/span>
  7. date – resourceが公開された日付
  8. type – コンテンツが該当するカテゴリ
  9. format – リソースが提示される仕組み
  10. identifier – URL等のコンテンツに対する数字の識別子
  11. source – コンテンツが引き出された元の場所
  12. language – コンテンツの作成に用いられている言語
  13. relation – コンテンツとその他のresourceとの関係。例えば、当該のコンテンツが、本のチャプターの1つかどうか
  14. coverage – resourceが物理的に置かれている場所
  15. rights – 著作権情報へのリンク

パート 2 – 例

実際のダブリンコアのメタデータの例を掲載する。このコードは、quicksprout.comの仮想の文書を表示する:

<head profile="http://dublincore.org">

<title>ニールパタルがダブリンコアを分かりやすくひも解く</title>

<link rel="schema.DC" href="http://purl.org/dc/elements/1.1/" />

<link rel="schema.DCTERMS" href="http://purl.org/dc/terms/" />

<meta name="DC.Identifier" schema="DCterms:URI"

content="http://quicksprout.com/fakeitems/dublincore/" />

<meta name="DC.Format" schema="DCterms:IMT" content="text/html" /> <meta name="DC.Title" xml:lang="EN" content="Dublin Core Tutorial" />

<meta name="DC.Creator" content="ニール・パテル" />

<meta name="DC.Subject" xml:lang="EN" content="ダブリンコアのメタタグ" />

<meta name="DC.Publisher" content="I'm Kind of a Big Deal, LLC" />

<meta name="DC.Publisher.Address" content="neil@neilpatel.com" />

<meta name="DC.Contributor" content="ニール・パテル" />

<meta name="DC.Date" scheme="ISO8601" content="2012-06-01" />

<meta name="DC.Type" content="text/html" />

<meta name="DC.Description" xml:lang="EN"

content="このチュートリアルは、ニール・パテルが提供する上級者向けSEOガイドの一部です。" />

<meta name="DC.Identifier" content="http://quicksprout.com/fakeitems/dublincore/" />

<meta name="DC.Relation" content="QuickSprout.com" scheme="IsPartOf" />

<meta name="DC.Coverage" content="I'm Kind Of A Big Deal, LLC" />

<meta name="DC.Rights" content="著作権 2012 ニール・パテル 全ての権利を保有" />

<meta name="DC.Date.X-MetadataLastModified" scheme="ISO8601" content="2012-06-01" />

<meta name="DC.Language" scheme="dcterms:RFC1766" content="EN" />

おまけ: ダブリンコアのジェネレータ

投稿済みのウェブページにこの無料のダブリンコアのジェネレータを実行してみよう: http://www.ukoln.ac.uk/metadata/dcdot/


5. グーグルのrel=authorタグを複数の作者が存在するサイトに実装する方法

rel=authorを複数の作者が存在するサイトに実装する方法は2つある。

簡単な方法

この簡単な方法では、リンクを各投稿から、rel=authorを使って、対応するグーグルプロフィールページに向けるだけである。

ステップ 1: 個別の作者のプロフィールに各投稿からリンクを張る

AとBの2本の記事が投稿されたブログを運営していると仮定する。Aを書いたのは私だが、Bは別の作者によって投稿された。この場合、それぞれの投稿に対して、次の作業を実施することになる:

A

オプション A: グーグルプラスのバッジ

先程も申し上げた通り、 https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-configにアクセスしてコードを作成する(自分のグーグルプラスのIDを利用すること)。しかし、この場合、自分が作成した個別の投稿にコードを貼り付けるだけである。

オプション B: rel=authorタグを利用する

<a href="https://plus.google.com/109412257237874861202?rel=author">Neil Patel</a>

これも従来のrel=authorタグの利用方法である。名前とグーグプラスのプロフィールのIDを自分のものに置き換え、自分が作成した投稿またはページのみに貼り付ける。

新しい代案: 特別なパラーメタのリンクを利用する

<a href=”https://plus.google.com/112759904453577892472?rel=author>+Neil Patel<a/>

作者のプロフィールにリンクを張る方法の中で、これは最も簡単である。上のコード(名前とリンクを自分のものに置き換えること)を作成したページに貼り付けるだけでよい。

B

最適なオプションを選択し、上述のステップを繰り返す。しかし、この場合、ゲストの作者一人一人にauthorのリンクを加えていく必要がある。

オプション A: グーグルプラスのバッジ

グーグルプラスのバッジのコードを https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-configで切り取り、貼り付ける。今回は、ゲストの作者のプロフィールの情報を利用する。

オプション B: rel=authorタグを利用する

ゲストの作者に対するタグの例を掲載する:

<a href="https://plus.google.com/100613060119695637213?rel=author">Guest Author</a>

全てのページで、ゲストの作者に対してこのプロセスを繰り返したら、ステップ 2に進む。

ステップ 2: それぞれの作者が“contributor”リンクを寄稿した全てのブログに張る

サイトに寄稿した作者は、サイトに対するリンクをそれぞれのグーグルプラスのプロフィールの“contributor”のセクションに加える必要がある。“contributor”セクションには好きなだけリンクを加えることが可能であり、どれだけ多くのサイトにコンテンツを提供していたとしても、自分が作者である点を証明することが可能である。

例えば、3つのサイトに寄稿するSujan Patelのプロフィールを見てみよう:

上級者向けのメソッド

ステップ 1: すべての作者にプロフィールページを設定する

この上級者向けのメソッドでは、すべての作者に個別のページを用意する必要がある。次のスクリーンショットを見れば分かるように、SEOmozは巧みにこの取り組みを実施している。

一部のワードプレスのテーマはこの機能を内蔵している。この機能が提供されていないなら、セクション「ワードプレスで作者のプロフィールを自分で設定する」を確認してもらいたい。

ステップ 2: ブログの投稿からプロフィールページへのrel=”author”リンクを加える

作者が1人しかいないブログで、“rel=author”リンクをグーグルプラスのプロフィールに向ける方法を思い出してもらいたい。複数の作者が在籍するブログでは、rel=authorを当該のウェブサイトのプロフィールページに向けることになる。

ステップ 3: 経歴ページからグーグルプロフィールへのrel=”me” を加える

次に、3本目のリンク – 経歴のページからグーグルプラスのプラフィールページへのリンク – を作成する。

このリンクは最後のつながりを確立する。すると次のような鎖が出来あがる:

投稿 (rel=author) -> 経歴/プロフィール (rel=me) -> グーグルプラスのプロフィール

ステップ 4でも説明していくが、この鎖は逆方向でも同じように作用する。

グーグルプラスのプロフィール(contributorリンク) -> 経歴/プロフィール

ステップ 4: グーグルプロフィールから、作者の経歴ページに逆にリンクを張る

現時点で、リンクをグーグルプラスのプロフィールから、寄稿するサイトに追加する方法には、既に慣れているはずである。

この最後のステップでは、リンクが、自分が寄稿しているウェブサイトの経歴/プロフィールのページ直接向けられている点に注目してもらいたい。私のグーグルのプロフィールからSEOmozに戻るリンクは次のようになる:

http://www.seomoz.org/users/profile/361137


6. グーグルのrel=authorタグを作者が1人のサイトに実装する

作業に取り掛かる前に: グーグルプロフィールを設定する

この時点で、まだグーグルプロフィールを設定していないなら、今すぐに設定してもらいたい。これは、グーグルプラスのページを作る取り組みと同じぐらい重要である。

作者のプロフィールを設定すると言うコンセプトは、基本的に2つの場所にリンクを張ることを意味する。次のようにウェブサイトからグーグルプロフィールに相互にリンクを張ることになる:

ウェブサイトの全てのページ (rel=author) -> グーグルプラスのプロフィール

グーグルプラスのプロフィール (contributor) -> ウェブサイト

一度全てのステップを踏めば、割と簡単に実施することが出来るが、知っていてもらいたい複数のオプションと細かい設定があるので、紹介していく。

ステップ 1: rel=authorをサイトに加える

オプション A

グーグルプラスのバッジをサイトにインストールする

https://developers.google.com/+/plugins/badge/personal-config 

上のスナップショットに表示されているように、コードを取得し、サイトの掲載したい場所に貼り付ける。ワードプレスを利用している場合、サイドバーのウィジェットに通常は掲載される。

自分のグーグルプラスのプロフィールのIDを利用すること。

オプション B

サイトの全てのページからグーグルプラスのプロフィールにrel=authorのアトリビュートを使ってリンクを張ることが出来る。

これはオーサープロフィールが導入された時に、初めて利用することが可能になった方法である。

ブログの全てのページの自分の名前から、グーグルプロフィールにリンクを張る必要がある。

ワードプレス等のコンテンツ管理システムを利用し、自分の名前が記入された「about」ボックスを利用することが出来るなら、フッターやサイドバーのウィジェットを介して、この作業を簡単に実施することが可能である。

以下にコードを掲載する。サイドバーやフッターに切り取り & 貼り付けよう:

<a href="https://plus.google.com/109412257237874861202?rel=author">Neil Patel</a>

当たり前だが、自分の名前とグーグルプラスのプロフィールのIDを利用する必要がある。

最新の代案 – ステップ 1: 特別なパラメータのリンク

ブログのページからグーグルのプロフィールにリンクを反対に張る、この新しいシンプルな方法はあまり知られていない。これは、rel=authorが初めてリリースされた際に、HTMLを編集することなくリンクを実装する簡単な方法としてデビューした。

まず、作者の名前がサイトのページに表示されている点を確認し、次のリンクに変える:

<a href=”https://plus.google.com/112759904453577892472?rel=author>+Neil Patel<a/>

私の名前の前に+が記されている点に注目してもらいたい。これは、URLの最後に特別なパラメータを利用していることをグーグルに伝える上で効果がある。ここでもやはり、自分のグーグルプラスのプロフィールのURLを利用してもらいたい。

このメソッドでは、rel=authorアトリビュートやグーグルプラスのバッジを利用する必要がない。

3つのどのメソッドを利用していても、これで、グーグルのプロフィールをサイトに向ける準備は整ったことになる。

ステップ 2: グーグルのプロフィールからサイトにリンクを返す

ログインして、プロフィールページにアクセスし、Edit Profileをクリックする。

プロフィールの“contributor”セクションを利用する

ブログをリンクとして加える

リッチスニペットのテストツールを使ってテストを行う – http://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets

するとオーサーシップを正確に実装したかどうか、そして、SERPでページがどのように提示される可能性があるかが分かる。


7. エンティティ検索

エンティティ検索は、まだ生まれたばかりの分野である。現段階では、特定のタイプの人、ウェブサイト、または、企業しかこの機能を利用することは出来ないが、間もなく一般公開される見込みである。

このセクションは、他のセクションとは異なり、コンセプトに焦点を絞って説明していく。

エンティティ検索とは?

「ナレッジグラフ」と呼ばれることが多い。あまり意味を持たない単なるキーワードではなく – 人、場所、そして、物事を結びける。例えば、キーワード「boston」は場所を意味するかもしれないが、バンド名でもある。

「boston」に対する現在のナレッジグラフを見ていこう。

このデータは、どのようにしてこの場所に提示されたのだろうか?グーグルは、ウィキペディア等の各種のデータレポジトリからデータを引き出している。

SERPの右側に掲載されるナレッジフラフは、結果のようにエンティティが表示される場所として、最も目立つ場所と言えるだろう。隠されることもあるが – ここにエンティティのタイプの結果が表示される。

インプライドサイト検索

グーグルは長らくこのサイト検索から距離を置いているが、インプライドサイト検索と言う機能が実在する。通常のsite search:に関しては、ご存知の方が多いのではないだろうか。

それではインプライドサイト検索の結果を見ていく:

上位の6つの結果は全てquicksprout.comのページである – グーグルはquicksproutを会社 – エンティティと認知しており、そのため、この検索を上位の検索結果に対するサイト検索に書き換えることが出来る。

related search オペレータ

この機能を利用している人はあまりいないが、quicksproutのrelated: searchの結果を見ていこう。

ご覧のように、ウェブ開発、ブログ、そして、分析のトピックとのquicksproutの関係が明確に表れている。このようにエンティティの関連性は役に立つ。このようなサイトの間では重要なキーワードが共有されているわけではないが – それでもお互いに関連するサイトとして表示される。

この、エンティティとの関連性が、誰にでも当てはまるわけではない点を実証するため、以下に結果がゼロのrelated:searchを掲載する。

自然言語検索

「自然な言語検索」でもエンティティの結果が表示される。これには、質問、文、もしくは、ロングテールのディスクリプションの検索クエリが該当する。

例 – “what’s the capital of florida?”

グーグルは質問に対する答えを返している。これは「キーワード」よりも、フロリダが州であり、タラハシーがフロリダ州の州都であることが最も重要視されている。

グーグルにエンティティとして見てもらうことのメリットが、徐々に理解してもらえるようになっただろうか?ウェブ上で複数の場所で表示され、オーソリティを高める効果が見込める。

次のセクションでは、エンティティベースのソースに選んでもらう上で役に立つ具体的な方法を紹介する。


8. エンティティベースのソースにサイトに加える

一つ前のセクションでは、グーグルにエンティティとして見てもらうことの重要性、そして、エンティティとして出来るだけ多くの関連する情報を持つことの重要性を説明した。それでは、実際にエンティティ検索を活用するにはどうすればいいのだろうか?フリーベースに取り上げてもらう必要がある。

以下に、グーグルがエンティティの情報を得るために利用する場所が掲載された、私の知る限り最も広範なリストを提供する。

  1. abc.state.va.us/Pricelist/RUM_(IMPORTED).html
  2. Adherents.com
  3. ArXiv
  4. Baseball Almanac
  5. Berlin International Film Festival
  6. Books and Writers kirjasto.sci.fi/
  7. bornrich.com
  8. Boston.com
  9. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US
  10. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US Counties
  11. Bureau of Labor Statistics, Unemployment in US States
  12. Câmara dos Deputados
  13. celebritynetworth.com
  14. Center for Responsive Politics
  15. ChefMoz
  16. chickipedia
  17. Claud Butler
  18. croctail.corpwatch.org/
  19. Crore
  20. Crunchbase.com
  21. Database
  22. databasebasketball.com
  23. databaseFootball.com
  24. DatabaseOlympics
  25. DayLife.com
  26. E-LIS
  27. en.citiZENdium.org/wiki/
  28. English Wikipedia
  29. Eurostat, Minimum Wage in Europe
  30. exploredia.com
  31. Facebook
  32. Factual
  33. famenetworth.com
  34. FDIC
  35. Food and Drug Administration
  36. Forbes
  37. France
  38. Freebase
  39. GEBCO Undersea Features Gazetteer
  40. Geographic Names Information System
  41. Geonames.org
  42. German Wikipedia
  43. Google Plus
  44. Healthcare Cost Report Information System
  45. https://protecfuelsaver.com/diesel-fuel-cleaner
  46. https://protecfuelsaver.com/gas-fuel-cleaner
  47. https://protecfuelsaver.com/oil-system-rehab
  48. https://protecfuelsaver.com/PROTEC-Internal-Engine-Cleaner
  49. Hulu
  50. IES NCES Public Library Survey
  51. imdb.com
  52. Infochimps
  53. InstantEncore
  54. Internet Movie Database
  55. Internet Speculative Fiction Database
  56. Internet Speculative Fiction Database
  57. ISO 15924
  58. ITIS
  59. Library of Congress
  60. Library of Congress id.loc.gov/
  61. Lurkmore.ru
  62. MBLWHOI Library
  63. Medpedia
  64. Metaweb topic merging algorithm
  65. Mexican INEGI statistics
  66. Million
  67. MusicBrainz
  68. MySpace
  69. Named entity recognition
  70. National Center for Education Statistics
  71. National Fire Department Census Database
  72. National Oceanic and Atmospheric Administration
  73. Nature
  74. Netflix
  75. Nielsen Company
  76. Official Website
  77. Open Library
  78. Open Library Project
  79. OurAirports
  80. Paragliding Earth
  81. Pocket Statistical Data on Switzerland 2006
  82. Pocket Statistical Data on Switzerland 2007
  83. Public domain
  84. PubMed Central
  85. Quotationsbook
  86. Ranker.com
  87. Reference.com
  88. Securities and Exchange Commission sec.org
  89. Simon Property Group
  90. SkyGrid
  91. Slovak Statistical Office
  92. Stanford University
  93. StarCraft and StarCraft II Wiki
  94. The Football Database
  95. The Hollywood Reporter
  96. The National Institute of Statistics, Spain
  97. The TVDB
  98. The World Factbook
  99. therichest.org
  100. topics.nytimes.com
  101. TVRage
  102. tvrage.com
  103. U.S. Food and Drug Administration National Drug Code Directory
  104. UN Stats
  105. Unified Medical Language System Release 2011AB
  106. United States Census Bureau
  107. United States Census Bureau, Population
  108. United States Department of Housing and Urban Development
  109. United States International Trade Commission
  110. United States Securities and Exchange Commission
  111. Virtual INternet Authority File viaf.org/
  112. Wikipedia
  113. Wikipedia Categories
  114. Wikipedia infoboxes
  115. World Bank, World Development Indicators

フリーベースは、上に挙げた全ての場所からデータを引き出す。それでは、フリーベースに自分のサイトを追加する方法を伝授する。

Freebase

注記: フリーベースへの登録を、ディレクトリへの投稿、または、スパムと一緒にしないでもらいたい。フリーベースは、編集可能な公開されているデータベースである(グーグルが買収したメタウェブが始めた)。リンクを落とす場所でも、投稿を行う場所でもない(いずれにせよ、あまり効果はないだろう)。ここでは、エンティティの情報が完全であり、誤りがないことを確認してもらいたい。

1. アカウントを作成する

2. アカウントを作ったら、Edit Modeを選択する(編集するトピックを閲覧するのが楽になる)。

3. 次にエンティティが存在するかどうか確かめる

何度もエントリする行為は、ひんしゅくを買う(削除される)。ページで、検索ボックスを使って、エンティティが存在するかどうか確認しよう

4. 見当たらなかったら – 「トピック」を探す

トピックは、エンティティが最もフィットするカテゴリである。例えば、ZapposはCompanyに振り分けられ、American IdolはTV Programに分類される。

QuickSproutにはInternet Companyが最も適すると考えられるため、このトピックのページにアクセスする。

5. トピックページにアクセスしたら、「view all」をクリックする

6. 次に「add more topics」をクリックする

7. 再びエンティティに対する検索を行い、確認する – 表示されなかったら、「create new topic」をクリックする

8. リストに新しいトピックが表示される – クリックする

9. Edit Modeに設定しているため(ステップ 2)、新しいトピックに対する情報を追加 & 編集することが出来る

繰り返すが、これはセールスページではない。事実に基づくウィキペディアのエントリのように扱ってもらいたい。


このチャプターはここで終わるが、schemaやエンティティ検索の重要性を深く理解してもらえたのではないだろうか。ウェブサイトを「未来の検索」フレンドリーにする上で役立ててもらいたい。

上級者向けSEOガイドの記事一覧はこちらから


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Chapter 3: New Search」を翻訳した内容です。

相変わらずの充実度でした。余りに種類がありすぎて、どこから対応していけばいいかわからない、、、(スミマセン、正直私も迷います)という意見もあると思いますが、まずは検索結果の表示内容に直接インパクトがありそうなものから徐々に対応していくのが結果も出ますし確実そうですね。 — SEO Japan [G+]
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