2012年版ソーシャルメディアマーケティングに関する79の統計

公開日:2012/08/29

最終更新日:2024/03/06

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ソーシャルメディアの普及は米国、日本、そして世界中でますます進んでいる2012年夏の終わり。今回は、ソーシャルメディアマーケティング関連の統計データやアンケート調査結果をなんと79!一挙にまとめてポイントを紹介しようという記事を。英語圏のデータが中心ですが、日本でも参考になる点はあるかと。 — SEO Japan

ソーシャルメディアとインバウンドマーケティングのテクニックは、マーケッターにとっての恩恵になっている。ソーシャルおよびコンテンツマーケティングを介して、従来のアウトバウンドで生成されたリード(以下参照)の半分のコストでリード生成をするだけでなく、高い確率で契約を成立するのだ(再び、以下参照)。

そして、もちろん、ソーシャルメディアは単にリード生成が全てではない。購入見込み者は、購入の決断をする前に製品やサービスについて調べるために検索とソーシャルを使用しているが、マーケッターとPRの専門家たちは、それらの同じツールを購入者の願望とニーズを調査するために使用することができる。そして、その競合相手も。そして、ソーシャルメディア自体も。

そのことが私たちにこの記事を書かせる。どのソーシャルネットワークが最も効果的にB2Bリードを生成しているのだろうか?どのマーケティングテクニックが最も高い契約成立率でリードを生成するのだろうか?Facebook投稿をするのに最も適した曜日はいつなのだろうか? Pinterestで最も大きな“Pin”の共有を生み出しているのはアメリカ国内のどの都市なのだろうか?

2012年のソーシャルメディアマーケティングに関する72の興味深い事実と統計の中で、これらの疑問に対する答えと、さらにもっと多くのことを見つけよう。

ソーシャルメディア/ソーシャルネットワーキング

1. 平均的な中規模もしくは大規模の企業(従業員1000人以上)は、178の“ソーシャルメディア資産”を持つ(Twitterアカウント、従業員のブログなど)が、従業員にソーシャルビジネスのトレーニングを提供しているのは25%の企業だけだ。 (Marketingeasy)

2. B2Bマーケッターは、オーガニック検索の成功にはソーシャルメディアが欠かせないと信じている。マーケッターは、検索において、ソーシャルメディアを強力なコンテンツ(82%)の次に続く2番目に重要な要因(64%)として評価している。(BtoB Magazine)

3. Facebookは、B2Bマーケッターにとって最も重要なソーシャルメディアのリード生成ツールである(自社ブログの60%と比較して、77%がFacebookを介して顧客を獲得したと言っている)が、B2B企業の間では、LinkedInが最も効果的で、65%がこの職業ネットワークを介して顧客を獲得している。その後に、自社ブログ(60%)、Facebook(43%)、Twitter(40%)が続く。 (Marketing Charts)

4. “口コミ”の最良の手段は、それぞれが小さなネットワークを介して共有をする何百万ものユーザーに関与することだ。“オンライン共有は、数人のインフルエンサーの1つの近況投稿やツイートを介してではなく、たくさんの小さなグループを介して発生する。コンテンツは、それが特定の勢力範囲を超えて広まり、友達に共有する一般の人達を介してソーシャルウェブ中に広まる時に、口コミで拡大する。Facebook視聴数に対する共有数の比率は、たかが9対1にすぎない。これは、1つのFacebook共有につきそのストーリーを訪問したのはたった9人だけだという意味である。Facebook最大のストーリーでさえ、たくさんの徹底的な共有の産物であり、1人が共有して数十万もの人がクリックしているわけではない。” (Ad Age)

5. B2B企業にとって、LinkedInは、FacebookやTwitterやブログよりも多くのリードを生成する。 しかし、LinkedInを積極的に使用していると言っているのはB2Bマーケッターのほんの47%であるのに対して、Facebookは90%である。(Social Media B2B)

6. 世界的なB2Bバイヤーの3分の1が、ベンダーに関与するためにソーシャルメディアを使用し、75%が将来の購入プロセスでソーシャルメディアを使用するつもりである。 (Social Media B2B)

7. “クラス最高”(註:業界トップの意)のB2B企業は、平均的な企業に比べてソーシャルメディアの取り組みをEメールマーケティング(65%対51%)やSEO(61%対49%)やオンラインセミナー(47%対31%)に統合している傾向がはるかに高い。(MarketingProfs)

8. “クラス最高”の慣習に関しては、クラス最高企業の51%がウェブサイトソーシャルシェアリングツールを使用しているのに対して、平均的な企業は36%、クラス最高企業の49%がキーワードをベースにしたソーシャルメディアモニタリングを使用しているのに対して、平均的な企業は39%である。(MarketingProfs)

9. 経営トップがソーシャルメディアに関与する必要がある。77%のバイヤーが、CEOがソーシャルメディアを使用している企業から購入する傾向があると言っている。94%が、経営幹部レベルのソーシャルメディア参加がブランドイメージを高めると言った。そして、82%の従業員が、ソーシャルメディアを介してCEOやリーダーシップチームがコミュニケーションを取る時に、会社を信頼すると言っている。(eMarketer)

10. マーケッターの70%が、2012年に使用するソーシャルプラットフォームの数を増やすことを計画している。 (ClickZ)

ユーザー体験

ウェブサイトにもっと多くの登録が欲しい?それなら、ソーシャルログインを提供することを検討しよう(すなわち、訪問者は、新しいログインを作成するのではなく、既存のソーシャルネットワークのプロフィールの1つを使用してあなたのサイトに登録してログインすることができる):

11. 86%の人が、ウェブサイトで新しいアカウントを作らなければならないことを煩わしいと言っている。(MarketingSherpa)

12. 77%の人が、ソーシャルログインは“提供されるべき優れたソリューションである”と返答した。(MarketingSherpa)

13. “最高クラス”企業の21%がソーシャルサインインを使用し、それに比べてソーシャルサインインを使用している平均的な企業は8%である。 (MarketingProfs)

リード育成

14. 最初に生成された時に販売の準備が整っているのは、B2Bリードの27%だけである。これは、他の73%につけ入るためのリード育成を必要不可欠なものにする。しかし、B2Bマーケッターの65%がリード育成キャンペーンを確立していない。 (MarketingSherpa)

15. SEO駆動のリードは、リード生成のソースの中でもリードから契約成立までの確率が最も高い(15%)。有料検索リードは、平均で7%、アウトバウンドマーケティングリード(ダイレクトメール、テレマーケティングなど)が契約成立する率は2%だ。 (Econsultancy)

Facebook

16. B2CのFacebookでのやりとりは、日曜日に平均よりも30%高くなる。(Mindjumpers)

17. アメリカの大きなチャリティや大学のほぼ全てが、Facebookでプレゼンスを持つが、Fortune 500でそれをしているのは60%以下だ。 (Mindjumpers)

18. Facebookのウォール投稿の95%がブランドによる回答がない。(Mindjumpers)

19. Facebookはユーザーを追加し続けているが、アメリカ国内のメンバーはそこでの活動が少なくなっている。2009年中頃から2011年終わりの間、“アメリカ国内では、友人へのメッセージ送信は12%少なくなり、新しいコンタクトの検索は17%落ち、Facebookユーザーのグループへの参加は19%減少した。” (MediaPost)

20. ローカルビジネスの70%がFacebookを使用する。アメリカは、最大のFacebookユーザー数を持つ。Facebook人口が2番目に多い国は、インドネシアである。 (Jeff Bullas)

21. Facebookは、ソーシャルメディアトラフィックの優れた参照ソースで、26%を誇る。Twitterが2位で3.6%。(Pooky Shares)

22. Facebookマーケティングは、専門的なスキルだ。この機能をプロのコンサルタントにアウトソースしたいのなら、最初のページ設定に500~1500ドル、継続したコンテンツ管理とキュレーションに毎月1000~3000ドル程を支払うことになる。 (Mack Collier)

23. 消費者の52%が、Facebookでブランドをフォローするのを止めたことがあると言っている。その理由は、投稿される情報が“あまりに同じことの繰り返しでつまらなくなった”からだ。(SMI)

Twitter

24. 今現在、アクティブなTwitterユーザー(1日に少なくとも1回はログインする人)はおよそ1億人いる。(Mindjumpers)

25. マーケッターの34%が、Twitterを使用してリードを生成したことがあり、20%が契約を成立したことがある。(Mindjumpers)

26. Twitterユーザーの40%はめったに投稿せずに、主にそこでコンテンツを消費する。 55%がモバイルデバイスを介してTwitterにアクセスする。(Mindjumpers)

27. リツイートの92%が“面白いコンテンツ”に基づいている。ツイート内に“Please RT!”が含まれていることが理由のリツイートはたったの26%である。(Mindjumpers)

28. 現在Twitterには、アメリカ国民の8%を含む2億人のユーザーがいる。全ユーザーの4分の1が“超アクティブ”とされ、毎日数回チェックしている。(Jeff Bullas)

29. Twitterユーザーの55%がニュースへのリンクを共有するためにこのサービスを使用し、53%が他の人のツイートをリツイートするために使用する。(Jeff Bullas)

30. 世界の100社の大企業のうち77社が会社のTwitterアカウントを持っている。しかし、大部分のアクティブユーザーはメディア機関だ。(Jeff Bullas)

31. 62%のFortune 500がアクティブなTwitterアカウントを持っている。 (Business Insider)

32. 大部分のプロのコンサルタントは、Twitterアカウントの設定(略歴の最適化、背景のカスタマイズなど)に500~1000ドル、継続した管理(アクティビティのレベルやコンテンツの量による)に毎月500~1500ドルを請求する。 (Mack Collier)

GoogleとGoogle+

33. Googleの検索エンジンは、毎月、全世界のインターネットユーザーの85%に使用されている。(MediaPost)

34. Google+は、2012年の終わりには4億人のユーザーに達する予定だ。会員の63%が男性で、最も多い年齢層は20代半ばである。最も会員数の多い国はアメリカで、2番目はインドだ。しかしながら、ユーザーの17%しか“アクティブ”とみなされていない。(Jeff Bullas)

35. Google+は、ほとんどのマーケッター(70%)が2012年にもっと学習したいツールであると言っている。その後にブログが続く(59%)。(ClickZ)

Pinterest

36. この画像ベースのソーシャルネットワークは、過去6か月間で4000%成長し、今では400万人以上のユーザーを持ち、これらのユーザーを熱中させ続けている。平均的なPinterestユーザーは、このサイトで毎月1時間半近くを過ごす。それは、FacebookとTumblrに次ぐ数字だ。 (Jeff Bullas)

37. Pinterestユーザーの83%が女性である。アメリカ国内で最も人気のあるカテゴリは、ファッションとデザートと洋服と誕生日である。 (MediaPost)

38. しかし、イギリスでは、Pinterestで最も人気のあるトピックは、ベンチャーキャピタル、ブログリソース、クラフト、ウェブアナリティクス、SEO/マーケティングである。(Pooky Shares)

39. Pinの22%がニューヨークからで、それに続いて15%がロサンゼルスからだ。PinterestはPalo Altoに拠点を置いているにも関わらず、サンフランシスコ(8%)よりもミネアポリス(10%)からの方がパーセンテージが高い。(MediaPost)

40. Pinterestは、ウェブサイトに送信する参照したソーシャルトラフィックの数において事実上Twitterと互角である。(Pooky Shares)

Tumblr

41. Tumblrは2011年に900%成長し、今では9000万人のユーザーを持つ。しかしながら、たったの2%のメンバーが全てのトラフィックの40%以上を占める。(Jeff Bullas)

42. Tumblrで最も人気のあるタグは、GIF、LOL、ファッション、アート、ビンテージである。アメリカは最も多くのユーザーを持ち、ブラジルがその後に続く。(Jeff Bullas)

モバイルマーケティング

43. 現在、48億人が携帯電話を使用している。歯ブラシを所有しているのは42億人である。(Mindjumpers)

44. 世界的にスマートフォンの3分の1がAndroid OSを使用している。(MediaPost)

45. アメリカで使用されているタブレットの数は、2011年の3400万台から今年は5500万台に増え、2015年までには1億800万台に達すると予想される。(TMGmedia)

46. モバイルコマースは、2010年(30億ドル)から2016年(310億)で10倍になると予測されている。(TMGmedia)

47. B2Bマーケッターの4分の3が、モバイルデバイスの重要性の高まりに気が付いているが、自分たちの検索マーケティングの目標にとってモバイル検索を“重要”もしくは“かなり重要”と評価している人は23%しかいない。(BtoB Magazine)

48. コンテンツマーケティングの取り組みの一環としてモバイル特有のコンテンツを作っているのは、B2Bマーケッターのほんの16%である。 (Smart Insights)

49.スマートフォンからのB2Bウェブサイトへの訪問の割合は、過去1年で50%近く上昇したが、それでもまだ、平均して24のうち1つの訪問しか意味しない。(Webbiquity)

SEOと検索マーケティング

50. B2Bマーケッターの57%が、SEOが自分たちのリード生成の目標に大きな影響を持つと言っている。(Mindjumpers)

51. B2Bのデジタル費用の半分が検索に焦点を合わせ、ほとんどのウェブサイトがオーガニックに最適化されているが、クリック報酬型広告を使ったことのあるB2Bマーケッターは65%しかいない。(BtoB Magazine)

52. 検索は最もクオリティの高いリードを提供する。HubSpotの調査によると、“SEOリードは、ダイレクトトラフィックと同等の15%の契約成立率を持ち、紹介(9%)、有料検索(7%)、ソーシャルメディア(4%)、アウトバウンドリード(2%)をしのぐ。” (Marketing Charts)

ブログ

53. ソーシャルメディアサイトとブログは、アメリカの全インターネットユーザーの80%に達する。(Mindjumpers)

54. ソーシャルネットワークとブログは、オンラインで過ごす全ての時間の23%を占める―それはゲームの2倍多い。(Mindjumpers)

55. “HubSpotによると、ブログを書く頻度の増加は、顧客獲得の増加と関連がある。1日に複数回投稿したブログユーザーの92%がブログを介して顧客を獲得した。その数字は、月に一度ブログを書いた人は66%、毎月にも満たない頻度で投稿する人は43%と減少した。” (Marketing Charts)

56. ブログ投稿の頻度で最も多いのは毎週(ブロガーの60%)。毎日投稿するのはたったの10%。(Marketing Charts)

57. ブログは、唯一最大のインバウンドマーケティングツールである。“利用者にこのサービスの重要性を評価するように尋ねたところ、25%のユーザーが自社ブログをビジネスにとってかなり重要であると評価し、56%が重要(34%)か便利(22%)と評価し、トータルで81%に及んだ。(Marketing Charts)

58. ブログを持っているB2B企業は、ブログを持たない企業よりも平均して67%以上多くのリードを生成する。(Social Media B2B)

59. アウトソースを探している人のために、プロのコンサルタントはブログの設定に1000~3000ドル、継続した開発と編集に毎月1000~3000ドル、ゲスト投稿1本につきおよそ200ドルを請求する。(Mack Collier)

60. 企業ブログとソーシャルメディアに費やされる平均的な予算は、過去2年間で2倍近く増えた。57%の企業が企業ブログを介して顧客を獲得してきたため、マーケッターの3分の2が、企業ブログはビジネスにとって“かなり重要”もしくは“重要”であると言っている。 (Business2Community)

61. 2011年にブログを運営しているFortune 500(最も大きな会社)は23%で、Inc.500(最も早く成長している会社)は37%だった。(Business Insider)

動画とSlideShare

62. B2Bマーケッターの52%が、コンテンツマーケティングの一環として動画を使用している。 (Smart Insights)

63. 動画作成のコストは、その長さやクオリティやコンテンツのタイプなどによって様々だ。ハイエンドなアニメ動画は20,000~30,000ドルかかることもあるが、もっとシンプルなインタビュータイプの動画は1000ドル以下だ。ライブアクションとアニメーションが入った一般的な2分~3分の動画は、2,000~5,000ドルかかる。(Mack Collier)

64. SlideShareは毎月6000万のビジターを引き付けるが、B2Bマーケッターにとって最も重要なのは、他のどんなソーシャルメディアサイトよりもビジネスオーナーからのトラフィックが3倍多いことだ。 (Jeff Bullas)

ソーシャルデモグラフィック

65. ソーシャルネットワーキングサイトでは、男性と女性はほぼ同等に本名(共に約87%)、所属政党と宗教、好きなブランド(~77%)を共有する意思があるが、男性は女性よりも、自分の実際の住所(11%対4%)や現在の居場所(35%対20%)や携帯番号(15%対4%)や収入レベル(16%対5%)を共有する傾向が高い。(AllTwitter)

66. 恐らくあなたが教えられたこととは対照的に、長い形式の動画が実際にはより高いエンゲージメントを促進する:“異なるタイプのコンテンツが異なる共有行動を産出する。StumbleUpon内での動画の挙動を分類すると、2~3分視聴された動画はソーシャルメディアでの共有に急上昇が見られたのに対して、4分以上視聴された動画は直接共有が5倍増えるのが見られた。より長く、かかわりの深いコンテンツが、視聴者をより徹底的な共有のルートに駆り立てるのかもしれない。(Ad Age)

インバウンドマーケティングとコンテンツマーケティング

67. B2Bマーケッターの90%が何らかの形のコンテンツマーケティングを実施している。B2Bマーケティング予算の26%がコンテンツに投資され、B2Bマーケッターの60%が来年はもっと多くをコンテンツマーケティングに費やすつもりだと言っている。 (Smart Insights)

68. B2Bマーケッターに使用される最も人気のあるコンテンツマーケティングの戦術は、記事投稿(79%のB2Bマーケッターが使用)、ブログ以外のソーシャルメディア(74%)、ブログ(65%)、eニュースレター(63%)だ。バーチャルカンファレンスを使用しているのは10%のみ。 (Smart Insights)

69. インバウンドマーケティングを介したリード生成の平均的費用(143ドル)は、アウトバウンドマーケティングの平均(373ドル)のおよそ半分。(Econsultancy)

70. 小企業は、平均的に、インバウンドマーケティングにおけるリード生成予算の割合(43%)が大企業(21%)の2倍である。小さな組織は、大きな組織と比べて、ソーシャルメディアに2倍、ブログには3倍多い金額を費やすが、大企業は、小企業と比べて、トレードショーに3倍、ダイレクトメールにかける予算の割合におよそ2倍多い金額を費やす。 (Econsultancy)

71. 多ければ多いほど良い。異なるランディングページ/オファーを40以上持つ企業は、ランディングページが5つ以下の企業よりも10倍以上のリードを生成する。また、合計200以上のブログ投稿を持つ企業は、投稿が20以下のブログを持つ企業よりも3.5倍多いリードを生成する。(Econsultancy)

72. B2B企業の84%が、何らかの形のソーシャルメディアマーケティングを使用している。しかしながら、“最高クラス”の企業は、平均的な業績の企業と比べて、ソーシャルメディアからのリードを生成する割合が3倍多い(17%対5%)。 (MarketingProfs)

73. B2Bマーケッターの90%が何らかの形でコンテンツマーケティングを実施している。また、B2Bマーケッターは、マーケティング予算の平均26%をコンテンツに費やす。最も効果的なコンテンツマーケッターは、効果的ではない同業者と比べて2倍多い額をコンテンツ開発に費やし、コンテンツ開発の時にステージの購入を検討する。 (B2B Marketing Insider)

74. コンテンツが効果的であるためには、良い物でなければならないのは当たり前だ。B2Bバイヤーは、ベンダーコンテンツで役に立つのは半分以下であると言っている。そのような価値の低いコンテンツを生み出しているベンダーは、尊敬されることが27%少なく、ビジネスで成功することが40%少ない。“優れた”コンテンツは、簡潔で、面白く(ストーリーを含む)、宣伝というよりは教育的で、文脈的にパーソナライズされている。 (B2B Marketing Insider)

75. マーケッターの59%が、今年、コンテンツ作成の頻度を増やすことを計画している。(ClickZ)

76. コンテンツマーケティングが重要な理由:従来のアウトバウンドダイレクトメールの44%が決して開封されることがなく、それは予算と紙と郵便料の無駄である。現在は86%の人がDVRを使ってテレビコマーシャルをスキップしている。また、25~34歳の84%が、不適切もしくは押し付けがましい広告が理由でお気に入りのウェブサイトから退去したことがある。 (Business2Community)

メディア広告とオンライン広告

77. 最も“国民的”な新聞は、今もかなり局所的だ:Chicago Tribuneはイリノイだけで、Washington PostはバージニアとD.Cとメリーランドだけで、New York Timesは北東部の州とハワイだけで平均以上のシェアを獲得している(Wall Street Journalはアリゾナでとても人気があるが)。Fox Newsはアメリカ南東部とネバダとアラスカで最も人気があるが、Huffington Compostは州間高速道路35号線地帯(ミネソタからテキサス)、フロリダ、オレゴン、メーン、ラストベルト地帯で広くシェアを得ている。(Forbes)

78. オンラインCPMは、実際の広告主の価値との相関がほとんどない。全ディスプレイ広告の3分の1近くが全く見られていない(視野内のピクセルの50%を最低1秒間として定義される)。世間一般に信じられている説とは対照的に、“Below the fold”広告が、ページ上の高い位置に配置された広告よりも必ずしも低いインプレッションであるとは限らない。 (MediaPost)

79. Leaderboard (728 x 90ピクセル)とMedium Rectangle(300 x 250)の広告サイズは、共に80%を超える最も高い閲覧率を持つ。その一方、スポンサー広告が、ペット関連のサイトで見られる可能性はたったの27%しかない。 (MediaPost)

この記事は、My Venture Padに掲載された「79 Remarkable Social Media Marketing Facts and Statistics for 2012」を翻訳した内容です。

大量だな、と思いつつ1つ1つは短くジャンル別に整理されてわかりやすかったので、一気に読んでしまいました。ビジネスの参考になると思うものもあれば、営業のネタになると思うものもあれば、単純に「へぇ~」と思うものもありました。是非ブックマークして何かの際にご参照ください! — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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