今年中に取り入れておきたいネット業界13のトレンド

最終更新日:2024/02/18

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2012年もいよいよ最後の四半期に突入間近、ネット業界も今年色々なできごとがありました。今回は若手スタートアップ起業家に今年気になるトレンドについて聞いてみた記事をThe Next Webから。自身の感度チェックも含めて、ネット業界にいる人であれば一読してみたい記事です。 — SEO Japan

2012年のテックトレンドを早くから採用するのはものすごく価値があることだが、今それらを発掘している他のみんなと一緒に流行に乗ってもあなたの会社に害はない。PinterestやInstagramでのプレゼンスを設定しても遅すぎることはないし、モバイルアプリは当分どこへも行かない。

しかしながら、いつものように、新しいテックトレンドの兆しが見えている。画期的なオンライン製品から確立されたプラットフォームの新しい機能まで、今日のスタートアップは、最も有望な明日の時代のテクノロジーに飛び乗っているべきだ。

今回、私は、成功している若い起業家たちに以下の質問をした:

2012年後半にあなたが注目しているテックトレンドは何ですか?

13人の若い起業家が、2012年後半にはどんなエキサイティングなイノベーションに注目しているのか、また、それらを達成するために時間―そして、お金―を取っておくのかどうかを共有してくれた。

1. YouTubeは十分に活用されていない

YouTubeはユーザーエンゲージメントに影響をもたらしている。視聴者により長く見させ続けてlikeを獲得している動画は、視聴者数の多い動画よりも順位が高い。今は、黄金の1分を過ぎても視聴者に見させ続ける質の高いコンテンツが全てなのだ。

Raul Pla, SimpleWifi and UseABoat

2. Pinterestと画像検索

ここ10年はコンテンツが王様だったが、今は画像が大流行している。Pinterestは、他の画像ベースのソーシャルネットワークや検索やセールスのウェブサイトと共に見るべきウェブサイトになるだろう。1つの画像は1000の言葉を伝えるため、ブランドが自分の会社や自分たちがしていることを表す確固たる画像を持つことが重要だと私は考える。

Vanessa Van Petten, Science of People

3. モバイル、モバイル、モバイル!

今どれだけのウェブトラフィックが携帯電話に供給されていることか。ウェブ開発、デザイン、アプリ、ビジネスなどのランドスケープは変化している。あなたはモバイルを無視することはできないが、ウェブの大部分は最適化されていない。ますます多くの新しいアプリや出版物が、最初にモバイルやタブレットに焦点を合わせ、古いウェブは二の次になると思う。ウェブがレスポンシブなデザインへと変わるのを見るのが楽しみだ。

Derek Shanahan, Foodtree

4. 社会的影響

検索エンジンがより賢くなって、より意味のある社会的影響のパラメータ(+1、Facebookのいいね!、Kloutなど)に入り込み始めると、それはオンラインビジネスの現在のランドスケープを完全に変えることになる。これを十分に生かすことのできる人達が、多くの成功が前に進んでいくのを目にすることになるだろう。

Sean Ogle, Location 180, LLC

5. Airtimeに注目

Airtimeがどのように大きな景況に関わってくるのかは分からないが、とても好奇心がそそられるし、目を付けておくつもりだ。

 

Nathalie Lussier, The Website Checkup Tool

6. APIがあふれている!

APIはかつて大企業だけのものだったが、今ではAPIを含むMVPを目にするし、APIを持たないほぼ全ての人がロードマップ上にはAPIを持っている。ふん、ホワイトハウスでさえ、全ての省が90日以内にAPIを作る必要があるという命令を出したのだ。

Wade Foster, Zapier

7. パーソナライゼージョン・テクノロジー

ウェブの次のフェーズは、パーソナライゼーションが重要になるだろう。これには、ウェブ上でのナビゲーションやコンテンツ体験が個々のユーザーごとにどのように変化するかや、どのようにしてオンラインで適切な消費者の手に適切な商品を行き渡らせるかといったようなコンセプトが含まれる。興味をそそるデータとパーソナライゼーションに対するeコマースの密接な関係がある。まだアーリーステージではあるが、この分野を追い続けることにワクワクする。

Doreen Bloch, Poshly Inc.

8. モバイルの収益化

私は、モバイルの収益化には未開発の大きな可能性があると考えている。今後、新しいソリューションが明らかにされるかどうか見たくてたまらない。

Garrett Neiman, CollegeSpring

9. 単純化

これまで、私たちは自分が活用できる以上に多くのアプリをダウンロードしてきて、情報過多の被害者になっている。がらくたの山をはねのけてそれなりの価値を提供する企業、製品、技術は需要が高くなるだろう。既存のアカウントを凝集して整理し、自動的にあなたの受信箱やフィードやソーシャルメディアコネクションを磨く製品に注意を払うのだ。

Christopher Kelly, NYC Conference Centers

10. ニッチベースのソーシャルネットワーク

ウェブサーファーは、常に自分と関係があるわけではないFacebookやTwitterで得られる幅広いコンテンツを見るようになると、自分が求める情報を獲得したくなる。恐らく、それがFacebookの減少するユーザー数の原因だ。自分の関心事を見つけてネットワークを築きたい人々からパワーを得たPinterestの台頭である。

Lane Sutton, Social Media from a Teen

11. クラウドファンディングが爆発する

今、クラウドファンディングがアツい。私はこの分野に直接関係していないが、最近の法律の変更によって生じることや業界の加速度を見るのが楽しみだ。それはスタートアップにとってたくさんの新しいチャンスを開くだろう。

Brent Beshore, AdVentures

12. バリュエーションはなくならない

私たちが現在テックバブルにいるのかどうかに関してはまだ判断が下されていない。スタートアップ投資家としては、パブリックおよびプライベート市場の両方を監視してテック界が数年以内にどうなるのかを見ることが重要だ。FacebookのIPOは、スタートアップバリュエーションがとても予測不可能で大きな変化の影響を受けやすいという明らかな兆候だった。

Logan Lenz, Endagon

13. 拡張現実?

私は、これがまさに形成を一変させると思う。フィジカルとデジタルの世界のやり取りをデザインすることの可能性は私たちの周りの世界と同じ位に無限大だ。さらに、すでにテック界の大物が、毎日の生活に向けてインテグレーションを加速する新しいハードウェアとソフトウェアを使って行動を起こしている。

Henry Glucroft, little skips / Airdrop

画像クレジット: Keith Costin


この記事は、The Next Webに掲載された「13 tech trends to adopt before the year’s end」を翻訳した内容です。

様々な意見があり、多分その多くを知っている人が多いと思いますが、実際に自分のサイトやサービスに反映できているかというとまだまだ、という人も多いのではないでしょうか?情報収集力だけはある人が多いネット業界ですが(失礼)、言うは易く行なうは難しという先人の言葉通り、実践できなければ何の意味もありません。後、三か月、今年中に何か取り組めることはあるか考え動いてみてはいかがでしょう。– SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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