あなたを驚かせる起業家に関する12の真実

最終更新日:2024/02/16

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起業家というと、最近はIT・ネット系の若き挑戦者的なイメージばかりを思い浮かべてしまいますが、最近アメリカで行われた起業家に関する調査によると、実態はかなり違っているようです。起業は若者のモノ、起業するならリーンスタートアップができるネット系、、、そんなあなたの固定観念を覆す興味深いデータが満載の記事を。 — SEO Japan

私には、平均的な起業家がどんな感じであるか頭の中で描いているイメージがある。とても若く、FacebookやTwitterを使いこなし、小豆と米を主食としたライフスタイルで1週間に80時間以上働き机で睡眠を取るような人だ。いくつかの部分では、私は正しいのかもしれない―しかし、多くの場合、私は全く間違っている。このことが起業家のためのカウフマン財団からの最近の調査によって示された。この調査のタイトルは、“起業家の解剖学”である。それは、様々な業界にわたる(それこそが私の最初の間違いだ―結局のところ、起業家はインターネットソフトウェア会社以外の会社を始めているのだ―知ってた?)549人の会社創設者に対するアンケートを基にしている。

とにかく、この調査から私が最も興味深いと思った点をいくつか紹介する。

1. 会社創設者が現在の会社を始めた時の年齢の平均および中央値は40だった。

2. 回答者の95.1%が学士号、47%がそれ以上の学位を持っていた。

3. 超裕福もしくは超貧乏な環境からやって来た人は1パーセント未満。

4. 創設者の15.2%が、自分より前にビジネスを始めた兄弟姉妹を持っていた。

5. 回答者の69.9%が、最初のビジネスをローンチした時に結婚していたと答えた。さらに5.2%が離婚、別居、死別していた。

6. 回答者の59.7%が、最初のビジネスをローンチした時に少なくとも1人の子どもがいたと答えた。また、43.5%は2人以上の子どもがいた。

7. サンプルとなった起業家の大部分は、複数回起業していた。回答者によってローンチされたビジネスの平均数は、およそ2.3。

8. 74.8%が、起業家になることの重要なモチベーションとして富を築く願望を挙げた。

9. 従来の雇用を見つけることができないことがビジネスを始める際の重要な要因であると言ったのはたったの4.5%のみ。

10. 起業家は、通常、その両親よりも良い教育を受けている。

11. 起業家精神は、必ずしもその家族に流れるものではない。回答者の半分以上(51.9%)が、家族の中で初めてビジネスをローンチした人物だった。

12. 回答者の大部分(75.4%)は、自分の会社をローンチする前に他の会社で従業員として6年以上働いた経験があった。

上の結果のどれがあなたを最も驚かせ、あなたの持つ起業家のイメージを変えただろうか?


この記事は、OnStartupsに掲載された「12 Facts About Entrepreneurs That Will Likely Surprise You」を翻訳した内容です。

私が思っていたイメージと違うものが多く、何度も「へぇー」と一人で感心?してしまった記事でした。まず平均年齢が40歳というのは、最近のネット界隈の若手起業家を見て不安になっていたアラフォー世代の起業志望の人にも安心?の内容でした。起業時に結婚していたり子供がいる人が半数近くいるのも年齢を考えれば当然かもですが、驚きといえば驚き。複数回起業している人が大半というのはアメリカらしい気もします。4人に3人がお金儲けを起業のモチベーションにしているのも、理想論が語られがちな日本と比べると現実的というか。

さて、皆さんの起業家に対するイメージを変えるデータはあったでしょうか? — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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